CBT再試 その後の大きな変化 | Coffee of Cusie

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薬剤師ですが、仕事内容は行政です。学生時代は、数学、物理学、化学、生物学に特に興味がありました。

僕の大学でCBTの再試が終わり、その結果も出た。

正直、かなり残酷な結果であった。



そこで少しだけ考えを改めようと思った。

『勉強はやればできる』というのは間違いだ。

頑張っても結果を出せない人だっている。



極端な言い方をすれば、偏差値の低い薬学部は新手の詐欺を行っている。

入学時点での学力がすべてではないが、その中には頑張っても学力的な問題を乗り越えられない学生が少なくないこともまた重大な事実である。

薬剤師になれるチャンスを与えてあげたのだといわれれば、そうとも考えられるが、このチャンスというのはかなり危険な選択であることも広く知ってもらう必要がある。

最悪、高額なお金だけを失い、大卒資格すら手に入らないということも十分ありえる。

お金が全てではないが、お金は人生においてかなりの影響力をもつ。



偏差値の低い薬学部が人生を狂わせる詐欺師にならぬよう、薬剤師になることの難しさもしっかりと説明するべきであろう。

薬剤師の国家資格は、けして誰もが努力をすれば手に入るものではないのである。

つまり、勉強にも十二分に向き不向きがあるのである。