珈琲でゆったり、和んで、楽しんで

珈琲の家 和悠楽です。


いつもブログをお読みいただき

有り難うございます。


久しぶりに投稿します。

おかげ様で、忙しくさせて頂いています。

本当にありがたいことです。



珈琲を飲みながら、

久しぶりにブログを開きました。



和悠楽のブログで1番読まれているのは、


珈琲の焙煎に蒸らしダンパーなんてない


ダントツでコレが読まれてるんです。


ただ…最近の傾向で気になるのが、

深煎りなのに酸っぱいという悩みはありませんか?


という、こちらの記事の閲覧数が

非常に増えていることです。


焙煎する方の悩みを

解決する為の記事ではなく、

僕にもそう言う悩みがあったよ!

と言う、取るに足らない記事なのですが、

こちらの閲覧数が増えているって言うことは、

そう言う悩みを抱えている人が

多いってことなんだと思います。


焙煎してる人なのかもしれないし、

珈琲を美味しく飲みたい人

なのかもしれません。


ただ…

深煎りなのに酸っぱいは、

珈琲を購入しているお客様が

何か出来る問題ではありません。


せっかく調べてくれてるのに

何も解決出来ないのは心苦しいので、

少しだけ解説しますね。


珈琲の酸味の原因は、

いくつか記事にしました。


酸味の原因


をお読みいただくのが良いかと思います。


深煎りなのに酸っぱい…は


焙煎の工程が間違えている事と

焙煎の工程で熱が足りてないことが原因

で出てきます。


焙煎の工程が間違えている…は

結構強い酸味で、なかなか消せません。

この工程、すっ飛ばしちゃってる人が

多いのかも。


あと、熱が足りないって言うと

簡単に聞こえるかもしれませんが、

先ずは火力が優先されます。

正しく火力調整をした上で、

ダンパーで微調整をするって思って下さい。


コレを全ての工程で行います。


で…

あなたが気にしている 

深煎りなのに酸っぱい原因ですが、


その酸っぱい…はどの工程から出てるか

理解していますか?


深煎りは浅煎りの延長上にあります。


浅煎りで酸っぱい焙煎方法なら、

深く煎っても酸っぱいです。


浅煎りの酸っぱいは深く煎ったところで、

無くなるわけではありません。


僕は、

生豆の投入から230℃まで

10の工程があると言っているのですが、

各工程で出た酸味や苦味は、

そのまま積み上がっていくもの

だと考えています。


例えば…

工程1の苦味

工程2.3.4.の酸味

工程5.6.の苦味

って言う様にです。


この時、

各工程で正しい熱量から

どれだけ外れているかが

苦味や酸味の強さになって

積み重なって煎り上がるのが

あなたの焙煎した珈琲になっています。




特に、深煎りなのに酸っぱい…

と言う問題は、

深煎りの工程でしか出ない酸味も

関わっています。


中煎りくらいまでは酸味がないのに、

中深煎りくらいから酸味が出始める

なんて事が起こるのは、

210℃からの焙煎の工程が関係しています。


排気の強い、小型の焙煎機を使用していると、

本当に正確に工程を把握して

正確に熱量のコントロールを

する必要があります。


こんな事書いてますけど、 

正確な火力とダンパーの組み合わせは、 

未だに研究中なんですよ。

そんなに簡単な事では無いって

理解してください。


で、何がそんなに難しくて

何でそんなに拘ってるかって言うと、


コレを解決しないと、

より香り良く焙煎したいと言う

想いが達成出来ないからなんですよ!


より産地の風味特性を感じる焙煎

より香りの良い珈琲と

そうではない珈琲…


あなたは

どちらを飲みたいですか?

どちらの珈琲を提供したいですか?


その為の正しい考え方、知識を

僕自身が欲している

ただそれだけの理由です。


つまらない理由ですが、

いつか、誰かのためになるように

続けていこうと思います。


こんな和悠楽の珈琲を飲んでみたい

と言う方がいらっしゃいましたら


珈琲の家 和悠楽(わゆら)


からご注文頂けます。