前回のブログには、たくさんのコメントを頂いて、皆様の優しさに泣きました。
ありがとうございました。
呼吸器外科医師の言葉に落胆しながらも、抗がん剤治療をし、次の日は白血球を上げるジーラスタを注射しました。
なので、ここ1週間は、抗がん剤副作用の嘔気と、ジーラスタの副作用の関節痛や背部痛・腰痛でしんどい毎日でした。
体調最悪な中だけど、今週始めに、放射線科を受診しました。主人と娘が一緒に行ってくれました。
いつから全脳照射するか…その話だけだと思っていました。
心はボロボロで、しっかり話を聞こう…なんて気持ちになれませんでした。
放射線科の先生は、脳転移の経過を辿ってまとめたレポートを用意していてくれました。
私の脳転移は、2014年からです。
レポートの説明を時系列で辿ると、
検査結果と治療経過を併せて見て、コントロールできていた今年3月以降、9月までの間に増大しているということでした。
その原因として、左副腎に放射線治療をしている間に、抗がん剤治療を中止していたことで、脳転移が多発増大したと思うという、内容のレポートでした。
なので、抗がん剤が脳転移に効果があって、もしかしたら、再開した抗がん剤が効いて、もう一度、脳転移が縮小もしくは変化なしという結果が得られるかもしれない。
今回やった抗がん剤の効果を見るために、来月、もう一度MRIをやって、その結果で、全脳照射をするか決めていいのでは…という話をしていただきました。
呼吸器外科の先生は、今回のMRIの結果のみで、全脳照射だと。もう終わりだと。
その言葉で、私がどんなに動揺したか、ブログを読んで頂いたたくさんの方には、わかってもらえると思います。
でも、放射線科の先生の話を聞きながら、胸の奥の重たい塊が、すーっと消えていきました。
来月のMRIの検査結果で、やっぱり全脳照射になったとしても、納得してやれると思います。
放射線科の先生は、呼吸器外科からの全脳照射の依頼を受けるだけでなく、治療経過を見ながら、抗がん剤の効果の可能性をみてくれました。例え、やっぱり全脳照射になったとしても、少しでも、違う選択肢を考えてくれたことが、私の心を救ってくれました。
MRIの結果は、普通、1週間くらいかかりますが、その日、放射線科の先生が見ながら説明してくれることになりました。
体調良くないのに、何度も来なくていいように配慮してくれたみたいです。
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