いつも、起床は5時少し前なのに、
昨日の朝は4時に目が覚めました。
ちょうどいい時間でした。
というのも、前日の「ラジオ深夜便」(NHKラジオ夜11:05~翌朝5:00)で、
「明日の朝4時台の「明日へのことば」は小椋佳さんです」と予告していたのです。
私が「小椋佳」を知ったのは、高校3年生の5月のこと(1973年です)。
文化祭の準備で夜遅くまで学校に残っていた時、
放送部員だった友達に音楽室(多分)に連れて行かれ、
「この歌、知ってるか」と聴かされたのが、小椋佳でした。
曲は、「さらば青春」だったか、「しおさいの詩」だったか、
初めて聞く歌だったけど、心に響く歌詞とメロディーと声でした。
記憶はないけど、きっと、「小椋佳って言うんだよ、銀行員でさあ・・・・・」、なんていうようなことを教えてもらったんでしょうね。
高校3年、文化祭準備、夜の音楽室、小椋佳・・・・・・もう青春ドラマそのものですねぇ(笑)
それ以来すっかりファンになって、高校、大学の時買ったアルバム、
「青春-砂漠の少年-」「少しは私に愛を下さい~雨の中の青春~」「残された憧憬~落書~」
「夢追い人」「彷徨」「遠ざかる風景」、そのへんまでは、ずっと買ってました。
同じ人のレコードをこんなに買ったのは、後にも先にも、小椋佳だけでした。
でも、大ヒットしたのはその後の曲ですね。
シクラメンのかほり、俺たちの旅、夢芝居、愛しき日々、愛燦燦。
資生堂CM曲「揺れる、まなざし」なんてのもあったなぁ。
何回かNHKで特番(?)が組まれたことがあり、欠かさず見てました。
「いつかコンサートに行きたいなぁ」なんて、思ってるうちに、
『生前葬コンサート』(2014年)も終わってしまい、
この秋からの『ファイナルコンサートツアー 余生、もういいかい』の公演をもって、芸能活動終了とのこと。
今、コロナで延期になってるけど、「最後のコンサート、見てみたいなぁ」、なんて考えつつ、
もう50年近くも前のことを思い出しながら、早朝のラジオに耳を傾けました。
古い古い思い出話におつき合いいただき、ありがとうございました。