京都の器①河島浩三・・・・・コーヒーカップの記録(32) | 花と器~coffee break100のブログ~

花と器~coffee break100のブログ~

自由な時間ができました。
庭の花木や鉢花の手入れをしたり、
庭の隅にある猫の額ほどの畑で、季節の野菜作りをしています。
四季折々の花を眺め、旅先で買い求めた器でコーヒーを飲むのが、何よりも楽しい時間です。

コーヒーカップの記録、

北海道からスタートし、徐々に南下してます。

  クリップこのテーマと、我が家のコーヒーカップについては、こちらをどうぞ!

   →https://ameblo.jp/coffee-break100/entry-12600289091.html?frm=theme

 

そして、京都編。

 

仕事の関係もあって京都には何度も行き、その都度コーヒーカップを買って来ました。

ただ、京都で買ったけれど、

全部が全部、京焼・清水焼と呼んでいいのか自信がないので、

ここでは、「京都の器」としておきます。

 

買った時期の古い順に。

最初は河島浩三さんのコーヒーカップ

爽やかで、涼しそうな色の、品のいいコーヒーカップです。

向こうが透けて見えそうな花びらの模様が気に入りました。

「蛍手(ほたるで)」という技法だそうです。

蛍手は全部で4箇所あります。

この角度で4つ全部綺麗に写ることがわかりました、初めて(笑)

 

そして、もう一つ初めてわかったこと、というか新発見!

何と、蛍の花びらの横に、葉っぱが描かれていたのです。

ちょっとわかりにくいけど、葉っぱが3枚(左の方にもあります)。

今まで、何度となく使い、見る機会はいくらでもあったのに、

花びらばっかり見てたんでしょう。

さりげなく、隠すように描かれていた大事な秘密を見つけたような気持ちです。

 

ところで、この器、

私が初めて京都で買ったコーヒーカップです。

40年近く前、京都嵐山のお土産物屋さんで、

「これ、感じいいな!」と思って買った器です。

その頃はまだ、窯元さんにも技法にも関心はありませんでした。

それが、去年の夏、京都清水寺の参道の清雅堂さんで、

河島浩三さんという方の作品だと判明しました。

   *その経緯については、こちらをどうぞ

    →https://ameblo.jp/coffee-break100/entry-12504644064.html

 

河島浩三さんは1926年生まれ、

今は息子さんの河島喜信さんが、河島陶房という名前で作陶されているようです。

そして河島浩三さんは、

去年の夏に訪ねた山科の「陶楽陶苑」さんともつながりがあることもわかりました。

   *その間の事情については、こちらをどうぞ

    →https://ameblo.jp/coffee-break100/entry-12581061053.html

 

そんなわけで、

買ってから、あと数年で40年、

とても思い入れの強いコーヒーカップになりました。