コーヒーカップの記録、
北海道からスタートし、徐々に南下してます。
このテーマと、我が家のコーヒーカップについては、こちらをどうぞ!
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そして、京都編。
仕事の関係もあって京都には何度も行き、その都度コーヒーカップを買って来ました。
ただ、京都で買ったけれど、
全部が全部、京焼・清水焼と呼んでいいのか自信がないので、
ここでは、「京都の器」としておきます。
買った時期の古い順に。
最初は河島浩三さんのコーヒーカップ
爽やかで、涼しそうな色の、品のいいコーヒーカップです。
向こうが透けて見えそうな花びらの模様が気に入りました。
「蛍手(ほたるで)」という技法だそうです。
蛍手は全部で4箇所あります。
この角度で4つ全部綺麗に写ることがわかりました、初めて(笑)
そして、もう一つ初めてわかったこと、というか新発見!
何と、蛍の花びらの横に、葉っぱが描かれていたのです。
ちょっとわかりにくいけど、葉っぱが3枚(左の方にもあります)。
今まで、何度となく使い、見る機会はいくらでもあったのに、
花びらばっかり見てたんでしょう。
さりげなく、隠すように描かれていた大事な秘密を見つけたような気持ちです。
ところで、この器、
私が初めて京都で買ったコーヒーカップです。
40年近く前、京都嵐山のお土産物屋さんで、
「これ、感じいいな!」と思って買った器です。
その頃はまだ、窯元さんにも技法にも関心はありませんでした。
それが、去年の夏、京都清水寺の参道の清雅堂さんで、
河島浩三さんという方の作品だと判明しました。
*その経緯については、こちらをどうぞ
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河島浩三さんは1926年生まれ、
今は息子さんの河島喜信さんが、河島陶房という名前で作陶されているようです。
そして河島浩三さんは、
去年の夏に訪ねた山科の「陶楽陶苑」さんともつながりがあることもわかりました。
*その間の事情については、こちらをどうぞ
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そんなわけで、
買ってから、あと数年で40年、
とても思い入れの強いコーヒーカップになりました。