「知らなかった」で書類送検されるネイリストを減らしたい日本代表川上です(冗談です)

知らなかったと書類送検されるネイリストも、
消費者の事故も危害も全て減らしたいからこそ、
そして「お客様に責任あるお店でありたい」皆さまのためにも、
(一社)日本爪肌美容検定協会はエビデンスと法律の講座を開催してきましたが、
活動約10年目となる今年

ネイル事業者広告ガイドライン評議会

が開催される運びとなりました。
あっという間のような、長かったような?



ご参加いただく有識者、オブザーバーの皆さまはまだまだ増える予定ですが、ネイル業界という小さな業界のためにご協力いただき、業界団体を代表して心より感謝申し上げます。


感謝しかないの極み泣くうさぎ


ガイドライン作っても儲かるわけでもないのに…
むしろ、交通費や会場費等持ち出して全国各地から集まっていただきました。

報酬の金額でガイドラインに歪みや忖度を持たせたくないので手弁当スタイル。


  広告ガイドラインとは


以前も書きましたが、現状の法律等を業界向けにまとめたものです。

新しい規制を作るものではありません。



・ジェルネイルやキューティクルオイル等の化粧品

・医師法に関連する行為

・脱毛など美容機器に関連する行為

・健康食品やサプリの販売

・タイツなど美容商材

・回数契約などサブスク



ネイル業界は関連する法律が多すぎて泣き笑い


ANSEMでは、厚生労働省後援で下記講座を開催していますが、皆さん「ひえー」てなるもんね。

先に知りたかったと。

 



  なぜ、広告ガイドラインが必要か


各業界に広告ガイドラインがありますが、今、ネイル業界には広告ガイドラインがなく、各自それぞれが各自それぞれの判断で広告をしています。


広告に書いたらダメなことも書いた者勝ち。

そんな効果があるわけないものも、効果があると嘘ついたもの勝ち。


それはおかしい。


広告に関連する法律を守ってる方が損をして、

書いちゃったもの勝ちになってたら業界の公正な取引が守られないわけで、業界が発展するわけもありません。


何よりも消費者教育が進む現代において


ネイル業界全体の信頼性がゆらぎます。


だって、消費者はネイルサロンを信用して購入してくださるのだから。



  「ちゃんとしたネイリスト」がわかるように


検定を受け、資格を取得し、継続的に学びながら

消費者保護の観点の元

法令遵守できちんと経営しているネイリストはたくさんいるのです。


「ちゃんとしたネイリストさんどこ?」


消費者が探さなくてもわかるようにしていこうと計画しています。だからこそ、要となる業界ガイドラインが必要。



  「誰も教えてくれなかった」を無くしたい


カジュアルに起業できる時代。

誰でも起業できてしまうからこそ、

業界の要となる広告ガイドラインがなかったら、これから業界を支えていくべき若いネイリストたちが、知らずに書類送検されたりニュースになったりするわけです。



業界を支えていくのは、これからの若い方たちですよ。私たち年寄りじゃない。

法律を自分で調べる他に知る術すらないなんて、どうやって業界を未来へ繋いでもらうつもりなのか。



  全ての業界と連携していくために


業界として守るべき法令遵守の姿勢があり、

各業界と連携するための広告ガイドラインがあって、初めて様々な業界団体様との連携ができます。


みんなの知識も、守るべき法律の判断もバラバラの業界と組むなんて怖いでしょ((((;゜Д゜)))




私も含め、25年とかやっている老眼世代ネイリストは間に合わないかもしれないけど笑い泣きでも、若い世代が動きやすく働きやすく

とても信頼性の高い職業になってくれれば、

老人になっても「ネイリストだった」と胸を張れるわけです。




未来に向けて「業界」を作っていく思いで

第二回評議会もがんばっていきましょう皆さまラブ