誰と会ったとかどこに行ったなんて、あまり他人に言わない私がブログに書くなんて珍しいでしょ?
経営者って、仕事上のことはインターネットに書かないよね。進捗に影響すると困るし。

誰と会ったかもあまり書かないというか、書けないよね真顔仕事だもの。
すごい人に会った時こそ書けないよ…

ということで、表で書くということは決定事項が多い時。ANSEMの受講生には前からお伝えしていますが、ネイル業界の広告ガイドラインがやっとできます。

業界団体と有識者による評議会が始まるよ。


  ガイドラインは「新しい規制」ではない

しっかりした業界こそ【業界ガイドライン】がありますが、ガイドラインとは新たな規制ではありません。



現行の法律上、業界に関連するものや理解が必要なものをまとめたものです。


例えば、先日のステマ規制も「ネイル業界だとどうなるの??例えば??」て疑問に思ったと思いますが、私たちの業種に関連する法律をまとめて


業界ガイドライン


とし、業界の誰もがわかりやすく法律を守れるようにするもの。ガイドラインさえ見ればわかる!!ていうのが理想。



ちなみに「業界ガイドラインだから法律じゃないし無視でいいよね」ていうのも間違い。



法律を基本とし、関連省庁とも確認し制定されるものが業界ガイドラインです。

業界ガイドライン違反は、法律違反になる可能性が高い。お気をつけて。



  お客様の安全を守るために

今、法律を知ってる人も知らない人も指針も無くしっちゃかめっちゃかに広告を書くから、消費者(お客様)とのトラブルが起こったり、業界全体の信頼性も著しく落ちているわけです。


消費者のほうがずっとずっと賢かったりします。


化粧品成分を読める人は100万人と言われているのに、業界のプロは化粧品成分を理解してなかったりする。


化粧品基準も化粧品成分もよくわからず、

化粧品じゃないベースジェルを化粧品だと信じて施術してたりする。


減毛を知らず、永久脱毛だと広告したりする。

医療機器のような効果のものを無資格で扱う。

美容機器や雑貨で医療効果を広告する。


あげればキリがないけれど、

何よりもお客様の安全、業界の信頼性、そして、業種の信頼性のためにも、業界として法令遵守でなければならないわけ。


例えば、最近話題のアピアランスネイル。



  アピアランスネイルといえば大江身奈先生


なにも、抗がん剤治療に対するものだけじゃないアピアランスネイル。


アピアランスとは「外見」のことですが、

薬の作用や治療、事故などで様々な見た目の悩みに寄り添っていこうというのがアピアランスケア。


その中でも、アピアランスネイルを病院内等で医師と連携して続けてきたのが、I-Nail-A (インターナショナルネイルアソシエーション) の大江身奈先生。



アピアランスネイルはさ、技術だけじゃできないのですよ不安
治療や放射線の影響もあるし、心理的ストレスが影響することもあるし医師と連携しないといけない。そして、医師と連携できるだけの知識も必要で法律を知らなかったらできない。

化粧品成分と医薬品の違いがわからなかったらできない。
専門的なカウンセリング知識も必要。

ネイルできるしアピアランスで広告しちゃお♡

なんてのは、絶対にやめて欲しい。何よりも患者様、お客様のために。ネイル業界の信頼性のためにも。

業界の広告ガイドラインは、I -Nail-A の皆さんにももちろんご協力をいただいて作ります。

アピアランスネイルといえば、I-Nail-Aで
アピアランスネイルの第一人者といえば大江先生だから。

10年以上現場で取り組んでいる人の声を、しっかりと組み込んだものにしないとと思っています。
 


私たち世代はこぞって欲しがったAAA資格。


若いネイリストさんは知らない人もいるのかも?
ネイリストといえば、一級資格とAAAですよ。

とても技術に厳しい試験だからこそ、取得できてる人が少ないんだけど、だからこそ意味あるのよね。

私は受かる自信がありません笑い泣き


  業界ガイドラインがあってこそ


今回、多くの業界団体、有識者、メーカーの皆さまが集まる広告ガイドライン評議会。

自分たちの業界のことだからこそ、真剣にやりたい人ばかり。


大きいとか小さいとかどうでもいい。

有名とか無名もどうでもいい。 

儲かるとか儲からないじゃない。

人脈がどうとか知ったこっちゃない。


業界の未来と、何よりも消費者(お客様)の安全のために取り組みたい人がたくさん集まってくれています。



そして、ネイル業界だけじゃなく、多くの業界と様々な取り組みをするためにも、業界ガイドラインは必要。


法令遵守の業界であり、その姿勢を業界ガイドラインに反映させてこそ、様々な取り組みができるわけです。その土台となるのが「業界ガイドライン」




自分たちの未来は、自分たちで作っていくしかない。誰も作ってはくれないのだから。

おばあちゃんになった時
「私はネイリストだった」
と胸をはって言いたい。

これから、老人しかいなくなる日本。
だからこそ、各業界の連携も必要で、法令遵守で国とも連携し業界全体をしっかり守っていかないといけません。


やれることをやろう。
私たち世代。
まずは、しっかり誰もが安心して経営に取り組めるような広告ガイドラインを制定します。