夏の日の皮膚常在菌はどうなるの?
夏の日の肌といえば、
「汗は皮膚常在菌に良いのですよね?ということは、夏は皮膚常在菌が元気になるってこと?」
と質問があったので、ブログにしてみました。
夏の日の肌はいろいろ過酷なのです。
まずは、難点をいくつかあげてみようと思います。
紫外線滅菌法
紫外線滅菌法というものがあるように、紫外線は約20分程度で菌やウイルスやダニを死滅させますよね。もちろん、全部では無いけど。
私たちの皮膚の細胞すら焼かれて赤くなりますもんね。恐るべし太陽光。
夏は紫外線強くて、皮膚常在菌にはなかなか過酷だなぁと。
物理的にこすられる
汗をかいてはふきふき。
暑くてふきふき。
また汗でふきふき。
物理的に擦られまくる夏の肌。
講座のときは「拭く」じゃなくて「汗をおさえる」にしてねと伝えていますが、そっとおさえたとしても肌には負担がありますよね。
布というのは、私たちの皮脂や汗を吸うわけです。
だからこそ、洋服にも皮脂や汗のシミができたり臭ったりするわけですが、他の季節の何十倍も布でこすられるのが夏の肌。
とにかく洗われる
汗かくもん。洗いたい。スッキリしたい。
メイクもさっさか落としたい。
メイク落としてもすぐに汗かくから、また洗いたい。とにかく洗われる夏。
保湿が手抜き
お風呂上がりに何かを塗ろうとする頃には汗が…
すぐに汗をかくからたくさんは塗りたくない…
夏に油分なんて塗りたくない…
むしろ、夏は何も塗りたくない…
夏のコスメ選びって難しいですよね。
私はもっぱら、シートマスクかジェル系です。
エアコンで乾く
汗をかいた肌のままエアコンきいた室内に入ると…
ふぁ~~~っ
となりますが、汗の蒸発もしつつ
肌の水分も蒸発しがち。
油分もあるけど、サーッとなりがち。
少しいるとシワっぽい肌を感じたりもしますね。
寝ててもトラブルあり
エアコン効きすぎて乾燥したり、
暑くて寝苦しくて起きたり…
寝不足は肌に良くないけど、乾くのも困る。
食欲も落ちる
腸内細菌も皮膚常在菌も脳も、体はみんな繋がってますが、夏は胃腸の状態も低下しがちですよね。
胃腸の状態が悪いと肌コンディションにも現れます。
じゃあ、どうする
こんな過酷な夏の肌を守るために私がやっていることをまとめてみました。
①汚れは洗う
汗と皮脂が混ざって、外の多種多様な雑菌もついて、メイクもドロドロ…という肌を放置はしません。帰宅後すぐ洗う。
洗うしすぐにジェル系コスメを塗る。
料理をしたりしている間に、また汗だくになりますけどね。
②お風呂でもちゃんと汗をかく
外で汗はかきますが、夏でもちゃんと入浴します。
毛穴の汚れはお風呂でしっかり洗い流したいし、
エアコンの冷えも、夏疲れも、だるさも
入浴でしっかり癒してから眠ります。
③お風呂上がりはシートマスク
お風呂から出るとエアコンがきいているので、
シートマスクで乾燥しすぎを防ぐようにしてます。
④美白系コスメを忘れない
顔も体も紫外線ケアはしっかりしたいから、メラニンの生成を抑えシミそばかすを防ぐ系コスメを使います。もちろん、医薬部外品。
⑤塗りすぎない
最初にもかきましたが、メイクが崩れると顔をいじる回数が増えるのでなるべく塗らずに過ごします。
アイシャドウも夏はワンカラー。
アイライナーは塗らないことも。
日焼け止めの塗り直しにしろ、メイク直しにしろ、
塗りすぎてると直しにくい。
サッと汗ふきシート兼メイク直しシートで拭いたら、UVカット系BBクリームやコンシーラーで直して薄づきで。
あと、こまめに梅干しやキムチ・スイカなどを食べます。食欲不振になりすぎないように。