本日の肌育成ポイント
『水分はこまめに取ろう』

肌育成スペシャリストの川上愛子ですOK

昨日いろいろとTwitterで呟いていたら




ふと思いました。
みんな「潤い」ていう日本語から
肌の潤いって水をイメージしているのかも??ということ。



肌の構造ってミクロな世界の複雑構造になっています。難しいことはさておき。


身体の中の約60%は水分で満たされているのが人間です。その水分を逃さないように、熱くなったら放出できるように、内臓への衝撃などを防いで生命活動を維持するためにがんばっているのが肌ですおねがい


だから、大切な水分が抜けないように
脂が多め。なの。

とくに、肌表面にあって、
私たちが朝晩化粧品を馴染ませる角層は
「細胞間脂質」という脂で満たされています。
細胞間脂質の一種類がセラミドです。


肌の1番外側には皮脂膜という脂の膜があって、
その下の角層は「細胞間脂質」という脂がみっちり。
肌がミルフィーユに例えられることが多いのは、
ケラチンの間に詰まっているのは脂だからです。
(カスタードクリームてきなショートケーキ)


だから、外側から水を足してもあまり吸いません。
健康な肌であればあるほど、脂がみっちり。
水分も少しは馴染むけれど脂がみっちり。


脂に覆われているからこそ、
お風呂に入っても水を吸って太ったりしないし、
海に入っても海水で肌がぶよぶよにならないし、
人間の肌ってすごいのです。
だって、水の分子量ってすんごく小さいのにキョロキョロ


年齢と共に潤いが失われる理由はいろいろありますが、確実に脂は減っていくし細胞そのものも作られなくなっていきます。

だから、足りなくなる前に
化粧品で補う


健康的な肌に足りないものを
化粧品で補う

のです。


「潤いを保つ」のに大切なのは油で、水ではないのですおねがい

「保湿」とか「潤い」とか言いますが、水は身体の中にもあります。
もちろん、水の着け心地はとても気持ちいいのですが、100回パッティングとか、重ね付けは
ほぼ意味がありません。
いっぱい付けて、角層に染み渡っても
すぐに蒸発してしまうのが水です。



1日に必要な水分は1.5Lくらいと言われています。
食事からも水分は取りますもんねカップラーメン

コーヒーやお茶を良く飲まれる方は
利尿作用もありますのでもう少し必要です。


肌の潤いのためには、外側からも少しは水を与えつつ
水分をしっかり取ることも大切。
潤い肌のキープをしたいなら、
水よりも油を重視して
身体の中の水分でしっかり潤い効果を感じられるように意識してみてくださいねおねがい