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今日はラジオの日
ディレクターさんの髪が伸びていてロン毛好きの私は大喜び
今日のお話は先日訪れた「神の島・久高島」のお話をしました
といっても、最初から行こうと思っていたわけではなく、7回目の「沖縄ぶらり旅」に行った際に
急に行きたくなったのでした(←さすが思いつき大王)

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久高島は沖縄本島からフェリーで20分前後で渡れる離島で、日帰りが可能
島全体は8km弱。人口は200人前後の小さな島ですが、
「癒しの島沖縄」の人々が「神の島」と呼ぶとても神聖な島と言われています。

琉球の創世神
が「アマミキヨ」が天からこの島に降りてきて国づくりを始めたという、琉球神話の
聖地の島なのです。

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島は自然が手つかずのまま。
外部からの資本の侵入を防ぐ為、村有地などを除いてすべてが共有地。
琉球王朝時代の地割制度が唯一残っています。

島内は観光の開発がほとんどされず、信号も標識もありません。
聖地をまわるにもほとんど標識がないため、詳細な地図をあたるか、地元の人に聞かないと探すのは難しいくらいなのです。
河川もない為、水は雨水や湧水を使っています。コンビニやスーパーもなくて
お店は個人のお宅の小屋だったりします。
ホント、大自然いっぱいの島

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ニライカナイからの来訪神が島に訪れるときに船が停泊するとされる
とても神聖な浜だとか、琉球の祖神「アマミキヨ」が降り立ったという伝説が残り竜宮神が鎮まるところでもあると言われている「カベール」だとか、生誕の穴と呼ばれる岩場とか、
島内には拝み所(うがんしょ)、殿(とぅん)、井(かー)などの数々の聖地が散在していて、
中でも島中央部にあるクボー御嶽は久高島第一の聖域で聖地と言われています。

そして、その数々の聖地の中には「島民以外立ち入り禁止」や「男子禁制」の場所が多く残って
いるのです。

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この道の先がカベール

久高島は琉球王朝に作られた神女組織「祝女(ノロ)」制度を継承し、
12年に一度行われる秘祭イザイホーを頂点とした祭事を行うなど、
女性を守護神とする母性原理の精神文化を伝えており、民俗学的にもとても重要な島なのだそうです。

イザイホーは12年に一度の午(うま)年の旧暦11月15日からの6日間、
島の30歳から41歳までの女性がナンチュ(新人巫女みたいな)という地位になるための儀礼として行われていました。ナンチュの上にも更に位はあるようですが、ひとまず
それにより一人前の女性として認められ、家族を加護する神的な力を得るとされ、
神の力を得た女性が漁に出る男性や土地や家族を守っていたのだとか。

普通の主婦が一夜にして巫女に変身するのです

イザイホーに参加するには「島から出たことない女性」や「島の男性と結婚した女性」等
決まり事があるのですが、島の過疎化が進み、ナンチュとなる女性の不在と、
儀式の祝詞や段取りをもっともよく知る久高ノロウメーギ(神職名。久高ノロの補佐役)の逝去のために行われなくなり1978年を最後に現在に至るまで行われておらず、その存続が危ぶまれているのだそうです。

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久高島は猫がたくさんヽ(^。^)ノ
あっちこっちに子猫や老猫が沢山休んでいます

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今回の沖縄ぶらり旅も勝手気ままな気分旅で、ひたすら、泡盛とソーキそばと海ぶどうに
まみれていましたが、旅の最後に久高島の海ぶどうとソーキそばを味わえて
なんだか幸せな旅の終わりでした

久高島の物、それは、花や草や貝殻等も全て勝手な持ち出しは禁止とされています。
昔、勝手に海岸から貝殻を持ち出した人や
花を持ち帰った本島の米兵等が体調を崩したり同じ夢をずっと見たり・・・・
なので、皆が返しに来たという伝説(?)が多く残されているそうなので
島の空気も味も景色も、全ては自分の中にしまって帰るのが吉なようです

沢山の大自然に触れた気持ち良さと、島の優しい人達に囲まれて幸せ気分満タンになりました
この自然や神々しい空気、このまま残るといいなぁ・・・・


大好きな沖縄に、また1つ大好きな場所を見つけてしまった私
こりゃー、年1回じゃなく年2回通う日も近いかも・・・・・・と確信してしまったのですが
スタッフちゃん達は私にお休みをくれるであろうか・・・・・・
ひとまずお土産をはずもうと思います


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