ヘンナとはパキスタン、インド、インドネシア、アフリカ、中近東などに見られる、毛髪や口髭、手や足を染める風習に用いられた染料のこと。「ネックリージ(パシュトウ語)」「メンデ(ヒンズー語)」ともいう。エジプト産のヘンナという植物を特殊な製法で染料にしたもので、赤褐色の色が特徴。この染料で手足に独特の文様を描くもので、宗教的な儀式や祭りにも用いられる。身体の装飾のほか、「清涼を得る」「皮膚を丈夫にする」「血圧を下げる」などの治療法としての目的ももつ。