衝撃的な光景を目にしてしまった。
運転中の信号待ちでの出来事。
片側一車線の幹線道路。
左手に個人経営の小さな学習塾があり、授業を終えた女の子(中学一年生くらい)が出てきた。
反対車線側に母親と思われる女性がハザードランプを点灯させ停車していた。
娘の姿を確認すると母親は車から出てきて娘と道路を挟んで向かい合う格好になった。
僕のいる車線(娘側)は信号待ちの車がずらっと並んで停まっている状態。
反対車線(母親側)は車が一台も走っていない状態。
すると母親は左右の安全を確認したかと思うと娘に向かって手招きをした。
それを見た娘はあろうことか自ら安全確認をすることなく全速力で道路を横断したのである。
もちろん母親が車が来ていないことを確認していたため、娘は事故にあうことなく安全に道路を横断できた。
しかし問題はそこではない。
小学校低学年の子ならまだしも、おそらく中学生、最低でも小学校高学年の子である。
いつまで母親が娘の安全確認をしているのだ。
いや、安全確認はする。
いつまで娘は母親の安全確認に頼り切っているのだ。
これは娘が悪いのではない。母親側の問題である。
この子がこのまま大人になったらどうなってしまうのだろう。
いつまでも母親が娘の安全確認を続けるのだろうか。
母親がいなくなったら娘はどうなってしまうのだろう。
子を想う親の気持ちはみな同じだとは思うが、これは本当にこの子のためになっているのだろうか。
なんてことをこの親子の事情を何も知らずにただこの一場面だけを見て分かったようなことを言うのは本当にいけないことだと思います。