イッツ マイ ソウル -41ページ目

メール




待ち焦がれていたメールにため息が増える



遠い所?



使われている絵文字でどんな相手とメールしているか分かる



胃痛と苛立ちを投げ出せずに無駄な決意をした

バルセロナ




ガウディ



見かけの映画が気になるけど仕事に出かけます





お店で知り合ったのにいきなりプライベートに誘うダサい男が絶えないのはなんでだろう



行くわけないじゃん



寿司屋に行ってハンバーグ注文するくらい失礼



胃がキリキリする



マンションから見下ろした海と身震いするような爽やかな風が気持ちよくて



ここに居たいと思っていた



思ってしまった



どんな景色も適わない気がしたのは



あたしが不安だから



手に入れたいと思えば思うほど



傷付いていた



思い知らされていた



何処にいたって出逢える



そう思えないでいる



それは此処に君がいるから



笑顔を見る度に好きになって



メールをする度に遠ざかる



失いたくない気持ちが膨らんで



出逢わなければよかったと悟る



こんな悲しい結末を気付かずにいたあたしを



あの頃の君はどう見ていたんだろう



何気ない悲しい言葉を



今はひたすら思い出す



若くて無くした恋なら



後悔してもしきれない

正月



待っているメールの着信音がならなくても



年は明けて



元旦も日が暮れていく





ならんで歩いているだけで幸せなんて



あたしは少女マンガじみている



少し斜めに見上げた横顔も



あたしの言葉に声をあげて笑う横顔も



少女マンガ以上だ



そしてこの恋の結末は



忙しいなんかじゃすまない温度差で終わっていく



初めから終わっているのだから



友達でしか有り得ない距離