ブルーベリー
どんな旅も
どんな思い出も
ひとつひとつが小さな物語だった
物語の結末を委ねられているのは
旅人本人ではない
帰る旅人を想いながら
夜空を見上げている待ち人
そこに特別な想いを帯びていなくても
おかえりの言葉を言う誰かなのだ
君が待っていてくれたなら
どんな素敵な物語よりも泣ける話なのに
そんな淡い熱を拭えずに
今胸を締め付けている想いを解き放つ旅に出ても
不器用なあたしはハッピーエンドを夢見ている
どこに居ても
誰と居ても
帰る場所は一つだった
あたしの物語は君のものだ
君はあたしのハッピーエンドなのに