ロッカー
いつかの絶望的な日々を思い出す
今思い返しても息が苦しくて泣きたくなる
あの日見ていた映画
こたつの匂い
一階に感じる家族の気配
いつも記憶がないくらいの毎日を過ごしていた
なのに今になると鮮明に心に浮かぶ
生きているのに精一杯で
どんなに胸が張り裂けそうでも
家族の前で笑うことは忘れなかった
必死に逃げ道を探していたあたしは「生きる事」を諦めなかった
どうか同じ思いをしている人がいませんように
生まれて来た事を後悔して欲しくない
あたしは今もこうして生きていて
温かいものを感じる心を取り戻せたから
いつかきっと誰かが助けてくれるから