家
やっぱ自分の家は落ち着く
毎度の事だけど帰ってくるとあっと言う間に福岡に馴染んで(当たり前だけど)東京にいた何日間かがずーっと昔の事みたいに感じる
心にひっかかる事がたくさんあって嬉しいはずの言葉も夢見ているだけだと遠ざけてみた
上手く反応出来ないまま時間だけが過ぎた
見送る君とあたしの間にはほんの少しの沈黙と呆れるほどの距離があるだけだった
冷たい雨
なんて言えば笑ってくれたのかな
なんて言えば未来に繋がったのかな
ヤキモチも束縛も無意味な距離に阻まれて、冗談を言ってじゃれ合うだけであたしたちの世界は満たされてたはずなのに
そう望んだのは君なのに
嘘でもいいから全てを捨てると言って欲しかったの?言いたかったの?
傍に居て欲しいと言ってくれてもそこから先は言い出せない
それは愛なの?
あたしの世界を捨てるには君の世界は狭すぎる
あたしがそう思って追いかけたように君も手に入らない愛が欲しいだけだとしたら…
近づいて近づいて君が耳元で「遠い」と呟いた
あたしの世界に君はいない