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ないとめあです。
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Windows 11を使っていて「スタートメニューの表示が一瞬カクッとする」「アプリを起動するたびにワンテンポ遅れる」と感じたことはないでしょうか。私は長らくそう感じていたのですが、2026年6月のMicrosoftの月例アップデートで、ついにこの問題に正面から手を入れる機能が正式に追加されました。
この動画が分かりやすいです。
要約すると...
2026年6月10日公開の月例アップデート「KB5094126」(Windows 11 25H2はビルド26200.8655、24H2はビルド26100.8655)で、「低遅延プロファイル」という新機能が正式に導入されました。これは、スタートメニューや検索、アクションセンターなどの操作を行った瞬間に、CPUのクロックを一時的(1~3秒程度)に最大ターボ周波数まで引き上げる仕組みです。Microsoft自身はリリースノートで機能名を明示せず、「アプリの起動とコアシェルエクスペリエンスが高速化されます」という一般的な説明にとどめています。
参照:ソフトアンテナ「Windows 11に『Low Latency Profile』正式に追加」
ポイントは「CPUのクロック(速度)」だけが上がり、「CPU利用率(負荷)」は上がらないという点です。第三者検証メディアWindows Latestの実機テストでは、クロックが4GHz~4.5GHzまで瞬間的に跳ね上がっても、利用率は20~30%のまま変化しなかったと報告されています。発熱やバッテリー消費、CPU寿命への悪影響もほぼないとされており、モバイルCPUの基本思想である「Race to Sleep(早く処理を終えてすぐ休む)」に沿った設計だという解説がされています。
この機能は、Windows 11全体の信頼回復を目指す「Windows K2」という改善プロジェクトの一環とされています(Windows Centralの情報筋による報道がベースのため、真偽は完全には確定していません)。背景として、低メモリ環境(8GBなど)でのリソース消費の多さが指摘されており、競合製品の登場も改善の後押しになったとの見方があります。あくまで観測報道ベースの文脈情報として捉えてください。
有効化されているかどうかの確認方法
この機能はMicrosoftが段階的に展開する「CFR(Controlled Feature Rollout)」方式のため、アップデートを適用しただけでは有効になっていない場合があります。タスクマネージャーでCPUクロックを表示しながらスタートメニューや検索を開き、瞬間的にクロックが跳ね上がるかどうかで確認できます(電源プランが「高パフォーマンス」だと分かりにくい場合があります)。
手動で有効化する方法(ViVeTool使用)
CFRでまだ有効になっていない場合は、オープンソースツール「ViVeTool」を使って強制的にオンにできます。手順は以下の通りです。
- GitHubからViVeToolをダウンロードして展開
- 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、ViVeToolのディレクトリに移動
vivetool /enable /id:58989092を実行- PCを再起動
・ViVeToolによる強制有効化は、Microsoftが意図的に行っている段階的展開(CFR)をバイパスする行為です。安定性の検証がまだ十分に及んでいない環境に機能を適用することになるため、自己責任での実施が前提になります。
・低遅延プロファイル自体は実機検証でCPU・バッテリー・発熱への悪影響なしと確認されていますが、これは機能単体の話です。同じKB5094126では、これとは別にHP製PCでのブルースクリーン、OneDriveが開けない不具合、Officeが起動しない不具合などが報告されており、Microsoftも一部を公式に認めています。アップデート適用前にバックアップを取っておくことをお勧めします。
・効果が大きいのは低~中価格帯PCや古いハードウェアで、すでに高速なハイエンド機では体感しにくいとされています。
実際に有効化してみた感想
実際に適用してみると、思いのほか快適です。アプリの起動も早くなったようで、もっさりしていたアプリの起動がとても早く感じます。
低遅延プロファイルは「Windows 11が重い」という長年の不満に対するMicrosoftの直接的な回答の一つと言えそうです。ただし同梱アップデートの不具合報告もあるため、導入は便利さとリスクを天秤にかけたうえで判断するのが良さそうです。


