こんにちは、ないとめあです。

今日もブログにお越しいただきありがとうございます。

 

 2026年3月12日、高市早苗首相が中東諸国の駐日大使らとの面会と、ラマダン期間中のイフタール食事会を欠席しました。理由は「風邪の疑い」です。

 今、日本がどういう状況に置かれているかを考えてください。日本のエネルギー供給の根幹を担うホルムズ海峡が、今まさに危機的な状況にあります。そのような時期に、首相がエネルギー供給の根幹を握るGCC(湾岸協力会議)加盟国——サウジアラビア、UAE、オマーンなど——の大使たちとの面会をキャンセルしたのです。

 当日の状況を確認しましょう。首相はこの日午前9時から衆院予算委員会に出席し、午後6時過ぎまで答弁に立ちました。予算委終了後にはしばらく席から立ち上がれず、心配した閣僚らが気遣う場面もあったといいます。その後、医務官の診察を約10分受け、中東大使との面会は木原稔官房長官が代理で対応しました。

出典:

 日テレNEWS・ライブドアニュース https://news.livedoor.com/article/detail/30753869/

 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA129U10S6A310C2000000/

 時事通信 https://www.jiji.com/jc/article?k=2026031201165&g=pol

 

 体調不良であること自体は否定しません。しかし、問題はこの欠席の相手が誰だったかです。しかもこの欠席が問われるのは、高市首相自身の言葉があるからです。高市氏は2025年10月4日、自民党総裁選勝利後にこう宣言しました。

「私自身、ワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて、働いて、働いて、働いて、働いていきます」

 この発言は2025年の新語・流行語大賞の年間大賞を受賞するほど広く知られたものです。首相自身も首相官邸での記者会見でこの言葉を繰り返し使用しています。

出典:

 日経新聞・流行語大賞報道 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA013X10R01C25A2000000/

 首相官邸・記者会見 https://www.kantei.go.jp/jp/104/statement/2026/0119kaiken.html

 

 民間企業に置き換えて考えてみてください。会社の資金繰りが危機的な状況で、最重要取引先の担当者たちとの面会を、社長が「風邪気味だから」という理由でキャンセルし、副社長に任せたとしたら、あなたはどう思いますか。

 

「それでいい」と思う人はほとんどいないでしょう。

 

 問題は優先順位です。首脳が自ら対話することで伝わるメッセージがあります。それを「風邪の疑い」という段階で手放したことは、リーダーとしての覚悟に疑問符をつけざるを得ません。「働いて働いて」と言うなら、まさにこういう時こそ、その言葉を体現すべきではなかったでしょうか。

 今回の件は、単なる体調不良の問題ではありません。国家の最高責任者が、エネルギー安全保障という国家存亡に関わりかねない危機の局面で、何を優先するかという問題です。その判断が「個人の体調」を優先したように見えてしまうことが、最も深刻な問題だと私は思います。「働いて働いて」と言える首相なら、こういう局面でこそ、その言葉の意味を見せてほしかった。

 

では、また!