こんにちは、ないとめあです。
今日もブログにお越しいただきありがとうございます。
なぜかWTI原油先物は大きく上昇せず、日本政府も「現時点で問題ない」と発言。日経平均もさほど下落していません。
ちょっと、意外でした...
ちょっと、意外でした...
📍「封鎖」とはいっても…
イランは革命防衛隊(IRGC)を通じて、ホルムズ海峡を通る全船舶への通過禁止を無線で通告しました。EU海軍やイギリスの海事センター(UKMTO)も受信を確認しています。
ただし、これは法的・物理的に完全に塞いだわけではありません。UKMTOも「国際法上、拘束力はない」と指摘しています。機雷の敷設や船舶の拿捕といった物理的な強制措置は、現時点では報告されていません。
日本の海運大手3社(商船三井・日本郵船・川崎汽船)は安全を最優先に自主的に通航を停止。多くの船が海峡手前で待機している状態です。
🗝️ ひとことで言うと
「通ろうと思えば通れるかもしれないが、リスクが高すぎて誰も通りたがらない」という状態。物理的な封鎖ではなく、事実上の機能停止に近いです。
📉 なぜ原油価格が上がらないのか?(推論)
直感的には「原油の主要ルートが止まれば価格急騰」と思いますよね。でもそうなっていない理由として、いくつか考えられます。
- 市場の「またか」という反応:イランは過去にも何度もホルムズ封鎖を示唆してきたが、毎回実現してこなかった。市場は「今回も本気ではないだろう」と見ている可能性がある。
- 景気減速懸念が上回っている:米国の関税・貿易戦争による世界的な需要減少への不安が、供給リスクを打ち消している。
- 米国の戦略石油備蓄(SPR)放出期待:有事には米政府が備蓄を放出するとの安心感がある。
- 米国シェール増産の余地:中東依存度が低下した米国は、自国産原油でカバーできるという見方。
日本政府が「問題ない」と言える根拠(推論)
日本は原油のほぼ9割を中東に依存しているため、一見すると大打撃を受けるはずです。それでも政府が冷静な理由として考えられるのは:
- 日本の石油備蓄は約200日分(IEA義務基準の90日を大幅に超える)
- 現時点では「完全停止」ではなく、まだ輸送途中の船もある
- 外交的に騒ぎ立てるより静観する方が得策という判断
💡 市場と政府は何を読んでいるのか
総合すると、市場も日本政府も「本格的な長期封鎖にはならない」と判断している可能性が高いです。イランにとっても、ホルムズ海峡は自国の石油輸出の生命線です。封鎖を続ければ自分たちの首も絞まります。経済合理性の観点からは、長期維持は難しいという見方が一般的です。
⚠️ ただし、注意点もあります
「市場が織り込んでいない=正しい判断」とは限りません。もし本当に物理封鎖が始まった瞬間、反応が一気に来るリスクは残っています。現在の"静けさ"が楽観的すぎる可能性もゼロではありません。
イラン政府がすでに「封鎖しない」と声明を出しているので、IRGCを抑えられるか否かが今後の状況に影響を与えると思います。
では、また!




