こんにちは、ないとめあです。

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 前代未聞の経済・安保戦略。AIによるホワイトカラーの削減と、国内ブルーカラーの復活を連動させたこの政策は、私たちの財布(為替)にどう影響するのでしょうか?

 

再インフレのジレンマ:2026年春までの円安圧力

 現在、米国ではトランプ政権の「労働力の自国化」により、以下のような状況が起きています。

  • ホワイトカラーの削減: AI導入により2025年だけで約210万人の事務職が影響します。
  • ブルーカラーの賃金高騰: 移民制限の影響で、現場職の賃金は前年比5.8%〜7.0%上昇します。
  • 関税コストの転嫁: 平均関税率約17%への引き上げが、製品価格を押し上げます。

 この結果、インフレ率が目標の2%を上回る2.7%(2025年12月)で高止まりしており、FRBは利下げに踏み切れない状況です。これが2026年春まで「ドル高・円安」を支える要因となります。

💡 2026年春の予測:1ドル=158円〜165円

最大の転換点:2026年5月のFRB議長交代

 円安トレンドを壊す「爆弾」は5月にあります。パウエルFRB議長の任期満了です。トランプ大統領は、11月の中間選挙を見据え、利下げに積極的な人物を後任に据える公算が大です。「政治主導の利下げ」が現実味を帯びると、ドルの価値が下がり、一気に円高方向へ振れる可能性があります。

2026年後半:ドル安・円高への回帰

2026年後半、以下のシナリオでトレンド転換が進むと予想されます。

時期 トレンド 主な要因
2026年前半 円安継続 根強いインフレ、利下げ停止
2026年5月〜 転換開始 FRB議長交代、ドル安誘導
2026年後半 緩やかな円高 米利下げ再開(140円台視野)

注視すべきこと

 トランプ政権は「インフレというコストを払ってでも、国家安全保障(国内生産)を手に入れる」という賭けに出ています。2026年は、その歪みが「政治的な利下げ」によって為替に反映される年になるでしょう。

 「5月のFRB人事」を最大のイベントとして注視しておく必要がありそうです。

 
【データ引用・参考ソース】
・米国労働統計局 (BLS) : Employment Situation / CPI Report
・米国財務省 : National Debt Guide
・PIIE (ピーターソン国際経済研究所) : Trade and Tariff Analysis
・Goldman Sachs Research : AI Economic Impact
 
では、また!