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ないとめあです。
海外へのシャインマスカットのライセンス供与に関して、小泉進次郎農水大臣が批判を受け、方針を否定・撤回しました。
経緯
- 海外へのライセンス供与検討:農林水産省は、シャインマスカットの種苗が海外で無断栽培されている現状に対応するため、日本の生産者と競合しない地域(ニュージーランドなど)で正規のライセンス供与を検討していると報じられました。
- 産地の強い反発: この動きに対し、山梨県の長崎幸太郎知事は、国内市場への悪影響やブランド価値低下への懸念から、「到底容認できない」と強く反発。小泉農水大臣に直接抗議し、国内生産者保護を求めました。
- 小泉大臣の対応: 批判や抗議を受け、小泉大臣は「産地の理解なくしては進めない」と発言し、海外ライセンス供与の方針を進めないことを示しました。
疑念
- 「密かにやっていた」との疑念: 一連の騒動と小泉氏の対応は、一部で「国民の財産を密かに海外に売り飛ばそうとしていたのではないか」という疑念を招きました。これは、十分な協議や説明がないまま海外へのライセンス供与が検討されていたと受け止められたためです。
- 「誰かの利益」に関する憶測: ライセンス供与の検討が特定の利害関係者(商社や海外の種苗会社など)の利益につながるのではないかとの憶測も生じました。しかし、報道されている情報だけでは、その具体的な事実関係は明らかになっていません。
- 「慌てて否定」との見方: 総裁選を控える中で、産地の強い反発や世論の批判が高まったことを受け、小泉氏が急遽、海外ライセンス供与の方針を否定したと見なす向きもあります。これは、政治的ダメージを最小限に抑えるための対応だと捉えられています。
考察
小泉氏がシャインマスカットの海外ライセンス供与を進めようとした背景には、無断栽培の拡大を防ぎ、ロイヤリティ収入を得るという農水省の国際戦略がありました。しかし、十分な事前協議や説明がないまま進められたことが、国内生産者や世論の強い反発を招きました。その結果、小泉氏は「産地の理解なく進めない」と方針転換を余儀なくされました。これにより、「密かに進められていた」「誰かの利益のために」といった疑念が深まる結果となりました。
国民の税金を投入した資産を官僚や大臣、政治家が切り売りするような行為に歯止めをかける仕組みが必要だと感じます。一定金額以上のものや代替えが不可能なものなどは議会の承認が必要などの仕組みを作ればいいのにとも思います。
では、また!