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ないとめあです。
「年金制度は少子高齢化で持たない」政府や専門家が口を揃えて言いますが、実際は年金を食い潰してきた政治的歴史があります。
かつて、年金の金は「国民の老後の備え」ではなく、役人と政治家の「夢のポケットマネー」と化していました。
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全国各地に建てられた豪華な厚生年金保養所。まるでリゾートホテル並みの施設を年金資金で建設し、利用率は低迷、赤字続きで、最後は二束三文で投げ売り。国民のお金で作ったのに、国民には何の恩恵もなし。
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バブル期には「年金を効率的に増やす」と称して株や土地に投資。結果はご想像の通り、見事に大損。博打を打って年金を溶かすとか、カジノの方がまだ正直です。
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積立金は国家財政の裏金のように流用され、結局「年金基金は空っぽです」と泣きつかれる始末。
その一方で、政治家先生方はどうでしょう。
かつて存在した議員年金はまさに特権の象徴でした。たった10年議員をやれば満額年金を支給です。民間サラリーマンが40年以上かけて積み立てる年金を、彼らはワンランク上のVIP待遇でゲット。しかも、制度廃止後も「経過措置」で多くの元議員が今なお恩恵を享受しているというオチつき。
国民には「年金制度は厳しい。将来は70歳から受給になるかも」なんて説教しておきながら、自分たちは「厚遇年金で安泰」という構図。これはブラックジョーク以外の何ものでもありません。
つまり、日本の年金制度が持続不可能なのは、人口問題というよりも、自分たちで金を溶かしてきた過去と、特権を手放さない政治の体質が原因です。これで「国民に自助努力を求める」とか言うんだから、笑わせてくれます。
では、また!