ここで感想文。
それと並行しながら、PCでDVDもガン見。
はあ…ライブ行きたいわ~。
で、現在は、ソラミミなあれを聴いてます。
明日から仕事だね。
お仕事お仕事。
はあ…。
どくろちゃ~ん。人生ってなあにぃ~?
おかんが邪魔で、何も書けない…くそ…。
ここで感想文。
それと並行しながら、PCでDVDもガン見。
はあ…ライブ行きたいわ~。
で、現在は、ソラミミなあれを聴いてます。
明日から仕事だね。
お仕事お仕事。
はあ…。
どくろちゃ~ん。人生ってなあにぃ~?
おかんが邪魔で、何も書けない…くそ…。
DOWN
「BRAN-NEW LOVER」カップリング
イントロのカッコよさは異常。
久方ぶりの重低音爆撃みたいな感じです。
なんというか、マーキュリーにいる間って打ち込みが多くてロック…というかテクノっぽいロックが多かったんですが、この曲はロックです。
しかし、今井さんパートはカッコいい。
ああいう感じの弾き方が好きでして。あ、フレーズですね。
Aメロのベースも好きです。
しかし、ロックな感じですが、所々尖がっているので聴いていて面白いですね。
歌詞は…んん。
久しぶりに見る、自虐的な歌詞…か?
「SEXY STREAM LINER」の「schiz・o 幻想」みたいな深刻さでは無いですが。あっちは完全に自己否定になっちゃってますからね。
こっちは、「俺」の容姿の話。
でも、単純にそんな歌ではないとも思いますが。
「崩れ出した」と言われると、そうかなと思うし。
「乱れ出した」と言われると、事の最中に余裕がなくなった…みたいにもとれますし。
よく分かりません。
ASYLUM GARDEN
「BRAN-NEW LOVER」カップリング
サビの辺りがグッとくる曲です。星野さん作曲ですね。
イントロからサビの直前まではどことなく重たい雰囲気で、サビの辺りで、押さえられていた何かを解き放っているような感触です。
サビがやっぱり好きです。
色んな色が、瞼の裏に現れる不思議な曲です。
目をつむってい歩いているんだけれど、瞼の向こう側にはほんとは極彩色。
でも、自分はわざと目を閉じているからそれには触れられないし、触れる気もしない感じです。
意味が分からないんですが。
で、歌詞なんですが。
これは、「ゴッホ」をモチーフにしながら、自己投影している歌のような気がします。
まず、「ASYLUM」の意味なんですが、亡命、逃避、収容所(亡命者の収容所という事で外国大使館とか)、孤児もしくは精神疾患のある患者の保護施設という意味もあります。
で、この「ASYLUM GARDEN」ってゴッホの作品かな~なんて思いまして検索すると、トップでBUCK-TICKレビューブログさんが出て来るため、それを回避しながら(読んだら楽しみがなくなりますからね)頑張って検索しておりましたなら、何種類もありました。
まず、「ASYLUM GARDEN」とは、ゴッホが1889年5月以降に入院していたサン・レミのカトリック精神療養院「サン・ポール」の事なんですね。
で、ゴッホの人となりなんですが…うーん、一応書いた方が良いのかな?
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh )(wiki)
1853年3月30日 - 1890年7月29日
オランダに生まれ、主にフランスで活動した画家。
名の「フィンセント」は「ビンセント」「ヴィンセント」と表記されることもある。
またフランス語読みで「ヴァンサン」と記すものもある(名字までフランス語表記するとヴァンサン・ヴァン・ゴーグになる)。
掻い摘んでお話させていただきますと、彼は画商、牧師と仕事を続け、27歳で画家になりました。
途中ゴーギャンと共同生活をするんですが、不仲になってしまい、ゴーギャンにゴッホの自画像の「左の耳の形がおかしい」といちゃもんをつけられて、自分の耳を切り落とすんですね。
で、その後「サン・ポール」に自ら入って、そこでも絵を描き続けるんです。
最後は37歳の若さで亡くなってしまいます。自殺か他殺かは分かっていません。
で、この歌詞をつらつら読むと、ゴッホのようでゴッホではないという不思議な気持ちにとらわれます。
牧師の仕事をしていた点から考えて、冒頭の、
子羊を酔わせるのさ
も、なんとなくは分かります。しかし、
悪魔になれ
が、最初に出て来るんですけどね。
ゴッホの伝記とかを読んだ事がないので、実際に彼が何を思っていたのかは分かりません。
でも、それら…たとえば最後に出て来る
向日葵
糸杉
自画像
というのは、全てゴッホの作品であるんだろうなとは思いますが、それを見た櫻井さんが、画家としてもがいていたゴッホと、歌を歌う事にもがいている自分とを重ね合わせて書いた詞なのかしら。とも思うのです。
かなり自分にきつく言い聞かせ、そうであるようにと命令する事をゴッホが自らに命じていたのかは分からないんですけどね。
あと、私事で申し訳ないのですが、この歌詞は痛かった。
ガランドウの心は 張り裂けそう
空っぽなのに、張り裂けそうなんですよ。
空っぽの心にあるのは、存在だけが大きい「虚無」かな。
ミウ
1999年10月20日 マーキュリーよりリリース
切ない。美しい。そしてこのPVの星野さんはスナフキン(暗黒使用)。
アコースティックギターと、エレキギターの組み合わせってすごく好きです。
特に、「ミウ」のように物悲しい曲には良く合うと思います。
途中、間奏の辺りでノイズが入りますけれど、それもまた。
それ以外は一切不協和音が無いので、面白いです。
しかし、なんでこう星野さんという人は綺麗なメロディを作り上げるんですかね。
今井さんもそうなんですけど、今井さんはもっとこう…どこかしら不安定なんですよ。
綺麗な曲でも。どこかに必ず不思議な仕掛けを施していたりします。
星野さんは、基本直球勝負な方なんですかね。
だからなのか、星野さんが「CREAM SODA」みたいな曲を世に出すと「おお?」と思いますし、逆に今井さんが「RAIN」みたいな曲を出してくると「おおおおお?」とかなるんですけど。
このPV、未だに意味が分からないんですよ。
最初、櫻井さんが外で風に吹かれているじゃないですか。
でも、歌っている時は暗ーい所にいますよね。
星野さん、スナフキンじゃないですか。
他のお三方、記念撮影してるじゃないですか。
あのトランクには「何か」が入っていて、そばにいた蛇を捕まえてトランクの中に入れちゃいますよね。
でも、今井さんが中身をぶちまけると、ホルモ…いや、内臓がドバー。
シュールすぎて意味が分からないですね。
で、歌詞のお話。
綺麗だな~というのが最初の印象です。
「ミウ」。
櫻井さんは、どんなふうに受け取っても良いと仰ってますが、「ミウ」。
美羽?美海?美雨?美憂?
なんなんですかね?
好きな歌詞が、
真夜中に隠した くちづけに息を止めて
の部分です。
なんかロマンチックで切ない。
隠さないといけないんですか。
そして、
砕け散る嘘を欲しがる
というところ。
千切れた羽を欲しがる
にかけてあるようです。
両方とも、儚いものだと思いますが。
そういや、最後が唐突な気がします。
星野さんが櫻井さんに渡したキーワード。
「編み上げブーツ」だったりして。
パラダイス
「ミウ」カップリング
「ミウ」とはガラリと変わりまして、今井さんお得意(?)のアゲアゲな曲です。
前のブログに書いた事があるんですけど、この曲と「Baby,I want you.」ってなんか似てません?
これが発展して「Baby,I want you.」になったのかな、と思ったくらいです。
間奏の、ドラム?打ち込みの音?良く分かりませんが、そこがすごく好きです。
あと、サビの音の厚さがたまりません。
櫻井さんの歌い方も。なんか色っぽいです。
「風」とか「雨」の「え」の辺り…が、落ちる時あるじゃないですか。意味分かります?
そこが好き。
歌詞は…。
なんか、楽しそうですね。
踊ったり廻ったりって、結局のところ、生きるって事なんだと思います。
TRANS
2000年9月6日 BMGファンハウスよりリリース 「GLAMOROUS」カップリング
なんですか、このほんわり感。ふんわりと言った方が良いんですかね。
じつは、正直申しあげて、あんまり聴いた事が無い。
サビの部分だけ、何故か着メロとして取ってあるという…。
リズムが難しい。間奏のドラムが難しい感じ。
にしても、「TRANS」というタイトル通り、遠い。
全てが遠い感じです。
メロディは、相変わらずの美しさなんですが。
イントロが面白いですね。イントロだけではその曲がどんな顔をしているか、全く読めないですから。
夜中に、蒲団の中で聴いていたとしたら、そのまま寝そうですね。
つまらないと言っているんじゃないですよ?
たまに尖がった音とかしますけど、良い感じに飛べる感じです。
櫻井さんの歌い方も、優しいですね。
しかし、何故に「猫」が。
「君」って「猫」ですかね?
夢の曲なのかな。すみませんね。いまいちピントが合いません。
で、この曲のPVも意味が分かりません。
なんで星野さん、保存されているんですか?
しかも、どろどろになってしまって。
薔薇色の日々
2001年11月21日 BMGファンハウスよりリリース 「21st Cherry Boy」カップリング
未聴です。
幻想の花
2003年12月3日 BMGファンハウスよりリリース
この曲は、星野さんですね。
確か、「極東 I LOVE YOU」の頃からあったけれど、どこにも入れられず、次の「Mona Lisa OVERDRIVE」には確実に入れられず、シングルで出したんでしたか。
素敵なスローナンバーですよね。
最後の方のサビが壮大です。
PVの話なんですが、それぞれの目(櫻井さんと女の人)にお互いがいるっていうのが面白いですね。
歌詞のお話。
花は命。もう、これくらいしか書きようがないです。
「幻想の花」というのも、本当は目に見えていない花なのかな、とも思いますし。
ノクターン-RAIN SONG-
「幻想の花」カップリング
夜に雨が降ったら聴きたい曲です。
この曲、イントロとか、どこかでなんかぼそぼそ言ってる声が聞こえませんか?
気のせいですかね?
作詞作曲は今井さんです。
今井さん、たまにこういうナイーブな歌詞とか書くんで驚きます。
で、曲。
イントロから聞こえている音。レインドロップスっていうんですかね。
以前家にあったキーボードに、似たような音が入っていまして。それが、レインドロップスって書いてありました。
で、この曲は、久々の超展開な曲ですね。
間奏部分だけ、急に激しくなるのが。
以前、「RAIN」の時にこの曲の事を書いたと思うんですけど、こちらは、イントロ部分でしとしと雨が降ってきて、途中本格的に降ってきて、間奏で土砂降りになる感じです。
あ、そういやこの曲、ゲストコーラスさんがいらっしゃいましたね。女性の。
で、歌詞についてなんですが…今回は割愛させていただきます。
ただ、今井さんはあんましこういう、ある意味「核」というものを書いた事がないなあという気がしました。
蜉蝣-かげろう-
2006年8月2日 BMG JAPANよりリリース
歌詞見なくても歌えますけど。
持ってません。
空蝉-うつせみ-
「蜉蝣-かげろう-」カップリング
聴いた事が…無いです。
ぐでぐでのまま、終了でございます。
まずは、★みっきぃ★さん。先に謝っておきます。(笑)
夢に出てきてすみませんでした(*´ω`*)
でも、不思議なんですけどね…。
私と★みっきぃ★さん。お会いした事ないのですよ。
なのにこの人、私の髪が短い事をご存知でして。
つい最近、髪をバッサリ切りまして、今はショートなんですよ。
ここ何年もセミロングでやってきた私ですが、毛先を揃えようとして誤った場所をがしょんとやらかし、仕方ないのでショートにしたんです…自力で。
ねえねえ…なんで知ってんの。(笑)
夢って怖いわ。
さて、今日は大阪二日目ですね~。
昨日、今井さんを襲った罠、今日は回避できると良いです。
で、代わりに星野さんがイリュージョン(怪我しない程度の)かましてくれるとよいと思いますよ(・∀・)
君へ
1995年3月24日 ビクターよりリリース 「唄」カップリング
この曲、好きです。
確か、初めて買ったBUCK-TICKのシングルはこれです。
最初は借りたんですけどね、我慢出来ずに買いました。
しかし、現在はケースだけしか手元にない…何故だ。
曲は、この頃のハードロック路線の象徴みたいな感じです。
テンポはそんなに早くない。どっしりとしている…が、ほわんほわん(ワウっていうんですかね?ギターがワウワウいう)してます。
で、なんかやたらしっかりしたギターソロがあるなと思ったら…これ、星野さん作曲なんですね。
この曲に限った事じゃないですが、星野さんって、この頃位まではけっこう歌もの中心だったと思うんですよ。
いや、今もなんだけど、今井さんが面白い事をしている間に、星野さんは堅実に王道路線を行くという。
それが、途中から歌ものじゃない…声も楽器状態みたいな曲も出てくるわけですが。
しかし、この曲のメロディは好きです。
ギターのリフすらメロディアス。
ギターソロ前とかサビ前のタメ、私の中のタメ選手権(?)では一位ですよ、これ。
あと、最後のサビが終わって「目を閉じて さあ」の後や、間奏中、もっと言えばAメロ歌い終わりの区切りとして出て来るユニゾンのリフが、すごく好きです。
で、櫻井さんの吐息混じりのAメロの歌い方とかね…本気で好き。
なのに、この曲は…噂によればライブで一回もやったことが無いそうですね。
聴いた事ある方、いらっしゃったら情報下さい。
さて、歌詞。
以前、「Coyote」の事を書いてる時に、この曲と似ているみたいな事を書いたと思います。
今、まともにこの曲と向き合ってみますと…。
こっちの方が「Coyote」だと言われれば、そうだなと思ってしまいますね。
何故かと言えば、「ライフル」「この牙」「この爪」「最後に月へと吠えた」辺りに、そう言った空気を感じてしまうからなんですが。
感覚としては、こちらも死んでしまおうとしている、その最後に「君」を思い出している歌なんだなと。
「Coyote」は、もっと別の見方をしましたけどね。
ただ、不思議な所が何箇所かありまして。
コンクリートの森でこの爪はボロボロに会いたい
という詞。
これ、どこで区切っているんですかね?
区切りなしで一気に読まなければならないとするならば、「会いたい」と意味が分からない。
「爪はボロボロ」な目「に会いたい」みたいな。変な感じです。
だから、「ボロボロに」で区切って、「会いたい」と。
「会いたい」は、その後の「何処へ行けばいい」に繋がるんだと思われますし。
そういえば、最後の行。
ちゃんと歌われてませんね。
まるで、そうしたいと思っていたが途中で力尽きてしまったかのような。
月世界
1998年5月13日 マーキュリーよりリリース
月とは、夜の象徴であると共に、精神の象徴とも言われております。
また、古事記に出て参ります天照大神、月読命、須佐之男命という三柱はそれぞれに象徴される世界が存在しました。
天照大神は天(高天原)、須佐之男命は根(出雲の事ですが、所謂人界)を、そして月読命は地(黄泉)という様に。
つまり、生命力の象徴である太陽の対である「月」は、逆に死の象徴であったりもします。
で、なにが言いたいかと言えば…なんですが。
まずは曲のお話から。
随分と神秘的で、しかし涙線に来ます。
間奏後の「赤 黄色 向日葵」の後ですね、押さえられた曲調なのに盛り上がる。
不思議な曲です。
櫻井さんは淡々と歌い続けていますし、楽器隊も淡々としていますが、唯一の高音の歪んだギターソロが入っているおかげで雰囲気ががらりと変わります。
何といいますか。この曲は、水の音がします。
変な事を言っているかもしれませんが、水の中にいるみたいな気持ちがします。
そういえば、このPVは、一度しか見ていません。
あれは…色々と笑ってしまって駄目なんです。
曲は良いのに映像がぶち壊す。
いや、雰囲気はすごく好きなんです。
好きなんですが…なぜ、本気で宙吊りにしたんですか。
気分を変えまして、歌詞のお話。
最初に「月」の話をしています。
この曲は、櫻井さんがS字結腸(腹膜炎)で入院していた時に今井さんが持参したんですよね?
で、出て来た歌詞は、色彩と暗闇です。
命が危なかった時の事を書いてるんでしたっけ?
そんな話を聞いたものですから、思わずそう連想して「月」の話をしたんですけどね。
一人、暗闇の中で漂い、また、走っている。
あちら側には極彩色の世界が見えているが、こちらは月の光があるだけの暗闇である。
そこを、「あなた」を求めて彷徨う自分がいる。
そう受け取りました。
見たまんまなんですけどね。
しかし。曲もゆっくりですし、櫻井さんも淡々と歌っているはずなんですが、何故か焦燥を感じてしまいます。
逢わなければ、と必死でもがいているような気がします。
月の光が照らしているのが、極彩色の死なのか、それとも「あなた」という生なのか。
それとも、実は逆だったりして。
極彩色の生と、「あなた」の死。
どちらにしても、不思議な曲です。
My baby Japanese
「月世界」カップリング
なんか、割れてますね。
ひび割れています。これ、星野さんなんだ…。同期モノっぽいですね。
ベース、ずーっとループな気がするんですが、気のせいですかね。
ちゃんとサビにメロディがあるのが星野さんらしいんですが、それ以外はまともなメロディが無いです。
緊迫した空気で、重たいです。
しかも、最後がばっさりあっさり終わるので、結構びっくりします。
で、詞のお話。
愛おしい日本人という事ですが。
なんか、ごめんなさい。
気持ち悪いです、この歌詞。
詞のレベルとしては、凄いな~と感心してしまうんですけどね。
真心に渦巻いた 欲望というマグマ
とか、
砂糖の山の道徳
とか。
主役は「あの子」なんでしょうが。
これ、読み解けないなあ。
私の中に、これっていう何かが全然来ない。
分からないんじゃないんですが、色々考えてしまってですね。見えて来ないんですよ。
色としては、「MY FUCKIN' VALENTINE」のような、当時の日本という世相を歌っているんだと思うんですけどね。
ちょうど、1996年から1997年といえば、地下鉄サリン事件や神戸連続児童殺傷事件があった頃でしたが…。
それ以外でも、かなり病んでいる(それは今もですが)年代でした。
しかし、なんで気持ち悪いと感じてしまうんでしょうかね。
BRAN-NEW LOVER
1999年7月14日 マーキュリーよりリリース
なんとポップで可愛い曲なのか!
良い曲です。打ち込みとか入っていますが、いたってシンプルです。
これ、今井さんの曲なんですが、この曲を生み出すまで、今井さんは「人生最大のスランプ(自称)」だったらしいですね。
で、市川さんが「やーい気にしぃ」とおちょくって完成したんでしたっけ。いや、たぶん冗談だと思いますけどね。
一番最後のサビが、なんか爽やかです。
この曲のPVも好きです。
樋口さんなんか、一瞬しか顔が出ませんが、怖い事になってますしね。
何よりも、魚眼レンズを食べてしまおうとする櫻井さんが面白い。
しかも、その後のショットがニヤニヤしているもんだから、釣られてこっちもニヤニヤ。
この曲のメインテーマっていうのは、最後が来ても、また会えるよ~って事でいいですか?
しかし、この曲の発売日は…狙ってたんですかね?
歌詞の中にですね、
世界の終わりなら真夏の海辺
というのが出て来るんですけどね。
発売日、よく見てください。
今の十代は知らない人が多いですけど、現在の20歳から上の世代の殆どは、小さな頃に必ず教えられてたんですよね。
何がって?
ノストラダムスの予言をです。
内容、覚えてますか?
1999年7か月、
空から恐怖の大王が来るだろう、
アンゴルモアの大王を蘇らせ、
マルスの前後に首尾よく支配するために。
これは、ノストラダムスの予言集(百詩篇)の例の部分を直訳したものです。
別に、人類滅亡とは書いてないんですがね。
これを人類滅亡として世に広めた人が世界中にいました。
日本だと、五島勉ですか。
私も、小学校くらいの時に読みました。
結局、この予言が何だったのかは分かりません。
しかし、ちょうど20世紀の終焉という事で、世界に、所謂終末思想が巻き起こっていた時代でした。
しかも、今回は1000年(ミレニアム)の終わりという事もあり、余計に敏感になっていたと思います。
1000年という節目なんて、よく考えたらなかなか立ち会えないですけどね。
…考えたら、感動してきた。
本当の20世紀の終わりは2000年だったんですけどね。
それを、櫻井さんがうまくくみ取って書いた詞が、この「BRAN-NEW LOVER」なんですが、これを酷評したライターさんがいましたね。
名前知りませんけど、読んだ覚えがあります。
今井さんにBUCK-TICK解散を勧め、櫻井さんが相当気に食わなかったのか櫻井さんをこっぴどく書いていた人でした。
この人、今、なにしてるんでしょうね。
感じ方は人それぞれなんですが、このライターさんのライナーを読んだ時、頭に来ました。
ちなみに、まだBUCK-TICKファンじゃない時に読んだんですが。
ま、いいか。
パンドラの箱といえば、最後に「予知」を残して災厄を振りまいた箱でしたね。
その「予知」とは、己の死期がいつ来るかが分かるっていう能力です。
世界中に災厄が振り撒かれても、「予知」を箱の中に閉じ込めた事により己の死がいつなのか分からないから生きていけるという事で、パンドラの箱に残った最後の存在が「希望」とされているんですね。
それすら開け放てとは。
まあ、どうせ予言通りなら死んじゃいますしね。
ただ、
人間にはさようなら いつか来るじゃない
この宇宙でもう一度 会える日まで
って、すごく「希望」を感じませんか?