桜雨の頃 新選組隊士の足跡を巡るー土方歳三、北関東への道ー | 徒然探訪録

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『あけぼの山農業公園』のチューリップが見頃です。

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▲風車小屋とチューリップ

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今年の春も、あけぼの山の桜は美しく咲き誇りました。

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幸せな2人の門出を祝福するかのように降り注ぐ桜雨。
珠里様、お嬢様のご結婚、おめでとうございます。

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▲再起を懸ける土方歳三が宿陣した『布施弁天』

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 『時に慶応三辰の四月十一日、江戸御本丸大手前屯所より脱走し、夫れより真間、鴻の台に泊す。同十二日小金ケ原、東仙寺に泊す。十三日布施弁天へ泊す。十四日同所へ滞留し、十五日朝同所出立、水街道(水海道)へ泊す。十六日同所出立、惣動(宗道)川岸にて休憩し、其の夜下妻陣屋へ押し寄せ、一戦に及ばずして敵尽く降伏せり。此の陣屋は井上伊予守の領分なり。夫れより人数三十人程大砲一挺、小銃弾薬其の外兵糧三十俵を出す。此の日同所に泊す(夢の世島千誌)。』

『十一日小梅宿にて勢を揃え、鴻の台に着集す。同十二日小金ケ原に兵隊整列、規則の礼をなす。東泉寺に泊陣。同十三日布施弁天駅泊陣。同十四日滞陣。同十五日水海道泊陣(谷口四郎兵衛日記)。』

『四月十三日四ツ時御着、十四日滞留、十五日五ツ時出立。
   伝習歩兵隊  隊頭  秋月登之助
                 内藤隼人
   工兵隊
大砲方
共総人数千余人(富勢村史)』
 
 桜雨の頃、土方歳三の足跡を辿る。布施に宿陣した頃、土方歳三は内藤隼人と名乗っており、富勢村史にもこの名が記されています。見上げれば、きっとあの時彼が見たのと変わらぬ空の色。今ではチューリップの花畑が広がり、地元でも有数の桜の名所となっています。