先日秩父に行ってまいりました。寄居の鉢形城城主、北条氏邦のお膝元です。
『聖地巡礼』で成功した例としては、秩父の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』も挙げられるでしょうが、北条五代ゆかりの地での観光促進を考える時、このような事例から学べるノウハウも多いのではないでしょうか。
昔ながらのお土産屋さんの店先にも、『あの花』のグッズが並んでいます。
秩父名物、みそポテト、しゃくし菜の漬物、秩父ホルモン焼きとグラスビールのセットです。
ご当地グルメ、わらじカツと豚肉の味噌焼きを両方、それに金箔ものせた贅沢な丼です。
このあたりは公園になっていて、紅葉も見頃を迎えていましたので、
ここからすぐにある秩父神社の紅葉も楽しみです。
実際にお酒を作っている現場や、出来上がった出荷前のお酒を保管しているところも見学させていただけました。展示物についてのわかりやすい解説も伺え、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございます。
物産館では、この酒造で作られた日本酒やワインの試飲を楽しむことが出来ます。
今回は米と梅のカクテル、『梅にごり』を購入、
アルコール12%ということを忘れてしまう口当たりの良い甘口のお酒です。
アルコール12%ということを忘れてしまう口当たりの良い甘口のお酒です。
夕方には上長瀞へ。かつて長瀞には天神山城がありましたが、城主藤田康邦は川越夜戦後、北条氏に従属し、氏康の息子氏邦を自分の娘御福の婿養子にしています。氏邦はまずこの天神山城に入り、その後鉢形城に城主として入城、秩父衆、鉢形衆を率いて北条家の領国拡大に大きく貢献しました。
秩父紅葉巡りの旅、最後は『養浩亭』で美味しいお料理と、貸切露天風呂をいただいて帰途に着きました。廻れなかったところは次の楽しみにとっておくことに致します。
参考HP:『私の秩父考』
『北条氏邦の鉢形城入城をめぐって』