歴史研究家 あさくらゆう先生と行く 幕末史跡と新選組隊士の足跡を訪ねる てくてくミニツアー開催③ | 徒然探訪録

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『今戸神社』から『弘福寺』へと向かう途中、桜橋を通りましたが、このあたりは東京スカイツリーのビュースポットの一つでもあります。

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▲『弘福寺』


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弘福寺には池田冠山の墓があります。池田冠山は旗本の生まれでしたが、因幡若桜藩主池田大隅守の養子となり、家督を継ぎました。学問に秀で、諸芸にも通じ、毛利高標・市橋長昭を併せて『柳間詰の文芸三候』と称されています。弘福寺は江戸時代には、井伊・稲葉・本多・松平等の大名家墓所でしたが、いずれも関東大震災で被害を受け、改葬・整理されたとのことです。

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▲淡島寒月の『梵雲庵』跡

淡島椿岳は江戸時代に大流行した軽焼きせんべいの名店『淡島屋』を経営する実業家でしたが、画を学び、ピアノを買って演奏会を開く趣味人で、この弘福寺地内に隠居所を建てて住んでいました。息子の寒月も椿岳の旺盛な知識欲を受け継いで、西鶴再評価のきっかけをつくり、新聞や雑誌に寄稿した洒脱なタッチで著された実体験をベースにした小説や江戸にまつわる話などが好評を博したといいます。寒月も父の使っていた隠居所を『梵雲庵』を名付けて隠居し、この『梵雲庵』には彼が収集した三千余の玩具と江戸関連の貴重な資料があったと言われていますが、関東大震災で全て焼失してしまいました。『梵雲庵』跡は今では料亭となっています。

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▲『三囲神社』

三囲神社は日本橋から鬼門の方角に位置するため、鬼門除けの神として祀られ、元禄年間より江戸の大店・越後屋を営む三井家の守護社として信仰を集めてきました。三囲神社の囲の文字には三井の井が入っているため、『三囲はすなわち三井に通じ、三井を守る』と考えられ、三井家との縁は深く、長く崇拝されてきた歴史があります。また、元禄6年に江戸が厳しい干ばつに悩まされた際、俳人・其角が『夕立ちや田をみめぐりの神ならば』と詠んで神前に奉じたところ、翌日には雨が降り、その霊験は江戸中に広まったとの話も残っています。

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▲『NAMEGATA City Gallery』

浅草通り沿いに見えてきます。


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『NAMEGATA City Gallery』は行方市の情報を総合的に発信する施設として昨年6月にオープンしました。


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行方市の観光パンフレット配布や、行方市産の野菜や特産物の展示・販売を通して、様々な角度から行方市の魅力を伝え、訪れた人々と行方市とを結び付ける施設です。今月9月13日(金)・14日(土)11:00より、『なっぱの日』というイベントが催されます。『なっぱの日』には行方の肥沃な大地で育てられた、上質の野菜が破格の値段で販売されます。今回はさつまいも、みず菜、エシャレット、トマト、ごぼちゃん(サラダごぼう)がお買得になるそうです。

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また今月の『なっぱの日』には『目方でドンッ!』という企画があり、当日野菜を購入するかアンケートに答えると参加出来るのですが、新米を1㎏の重さになるようにボールですくい、ぴったり1㎏を計量出来ると新米1㎏がプレゼントされるとのことです。±200g以内で計量するとニアピン賞として新米3合(450g)がプレゼントされます。


新選組誕生150周年記念事業『歴史研究家 あさくらゆう先生と行く 幕末史跡と新選組隊士の足跡を訪ねる てくてくミニツアー』
催行日:平成25年9月8日(日)
集合:JR常磐線 南千住駅東口 13:25
参加費:保険代・資料代等 500円(当日回収)
申し込み・問い合わせ:①なめがたシティギャラリー(担当・飯田)
           TEL:03(5637)7254
           ②行方市企画政策課(担当・岡部・中村)
           TEL:0299 (72 )0811

申し込み締め切りは本日9月6日(金)ですが、急げばまだ間に合うかもしれません。
今週末の予定がまだ空いている方はぜひご参加されてみてはいかがでしょうか。


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▲スカイツリー周辺の夜景




参考HP:『墨田区公式ウェブサイト』
     『三井広報委員会』HP
     『なめがたシティギャラリー 東京スカイツリー駅前事務所』FB