和田公園のアサザ | 徒然探訪録

徒然探訪録

御訪問ありがとうございます!!ぜひ、またお越しくださいませ!!

photo:01

▲夏空の下の霞ヶ浦

photo:02

この浮島・和田岬一帯はかつて霞ヶ浦に浮かぶ島で、
戦後間もないころまで、対岸との往来は渡船を利用していました。
戦後の開拓によって陸続きとなり、昭和40年代はじめに現在の形となりました。
 こうした歴史からもわかるように、この地域はもともと低湿地で、
湖岸一帯にはヨシやマコモなどの生い茂る湿地が広がっていました。
和田岬の南東には、日本の重要湿地500に選定された浮島湿地があり、
希少な野鳥の重要な生息地になっています。(公園内説明板より)

photo:03

和田公園そばの霞ヶ浦湖畔では、この時期アサザが花を咲かせます。

photo:04

水質汚濁などにより絶滅の危機に瀕しており、
種子をつくるために必要な二つの花型が生息するのは
この霞ヶ浦だけだと言われています。

photo:05

このアサザが咲くのは晴れの日だけ。
早朝に開花し、陽射しがあれば昼には萎んでしまいます。
午前中にしか見られないため、半日花とも呼ばれています。

photo:06


photo:07

ハート型の葉を持ち、このような可愛らしい黄色の五弁花を開きます。