永倉新八の住居跡を巡る | 徒然探訪録

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永倉新八は明治19年に北海道の樺戸集治監の剣術師範を退職した後、上京して牛込に剣術道場を構えました。それから明治32年に北海道に戻るまで住んでいたと言われる地を訪れた時の記事です。

『柴犬こちゃの幕末・維新史跡探索ノート』というブログを参考にしましたが、このブロガーさんは『江戸・幕末を切絵図で歩く(伊東成郎著・PHP研究所)』という本をご覧になって散策されたようです。

■永倉新八住居の変遷
明治24年11月3日~明治25年2月9日…文京区小石川1-28-1
明治25年2月9日~明治28年5月16日…文京区小石川1-17
明治28年5月16日~明治28年7月6日…文京区白山1-23-14・15
明治28年7月6日~明治32年月日不明…文京区白山2-39-5

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▲明治24年11月3日~明治25年2月9日に住んでいた文京区小石川1-28-1。現在は『フロンティア小石川ビル』が建っています。

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▲明治25年2月9日~明治28年5月16日に住んでいた文京区小石川1-17付近の風景

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▲文京区小石川1-17付近は現在では『エルアージュ小石川』というショッピングモールになっていました。

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▲明治28年5月16日~明治28年7月6日に住んでいた場所、文京区白山1-23-14・15の風景

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▲文京区白山1-23-14・15付近は今ではハイツが建てられて、閑静な住宅街となっています。

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▲明治28年7月6日~明治32年に北海道に戻るまで住んでいたという文京区白山2-39-5

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▲文京区白山2-39-5付近の風景。近くに交番があり、賑やかな交差点となっていました。

この頃の永倉新八ですが、かねてより文通していた近藤芳郎(横浜市会議員となった川村三郎)の家を訪ねたり、明治24年には近藤の首級捜索のため関西に赴いた際に自身の娘、女優となっていた尾上小亀との再会を果たしたりしています。また、明治33年に京都に在住していた島田魁が病死した際にも葬儀に駆けつけました。名を変え、職業を変えて生き続けながらも、彼が新選組で経験した様々な出会いや出来事は生涯その心にあり続けたのでしょう。

参考文献:『新選組隊士録』相川司著(新紀元社)
参考HP:『柴犬こちゃの幕末・維新史跡探索ノート』