初心者のための初心者による土方歳三の家族構成と少年・青年期のちょっとしたエピソードについて | 徒然探訪録

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土方歳三は父隼人、母恵津の間に十人兄弟の末っ子として誕生しました。
母のお腹にいる時に父を、そして、母も6歳という幼少期に亡くしています。

ちなみに、兄弟のうち、二男、四男、長女、二女の四人は夭折しており、長男為次郎、三男隼人義厳、三女周、五男良循、四女トク(のちノブへと改名、彼女は日野宿佐藤彦五郎へと嫁いでおり、歳三は彦五郎から多大な影響を受けることとなりました。)、六男歳三という家族構成になっています。

十人兄弟の末っ子ということで、甘やかされてのびのび育っていたようです。

件の講演会でもあった、歳三は子どもの頃はいたずら好きで、彼の菩提寺でもある高幡不動尊の山門によじ登っては鳥の巣の卵を道行く人にぶつけたりしていたというエピソードについては、土方歳三資料館日記の2007.1.3「歳三さんの菩提寺初詣レポート」という記事でも触れられています。

また、講演会では、青年時代の歳三が、風呂上がり、生家の大黒柱相手に相撲の張り手の練習をしていたエピソードも紹介されていましたが、熱心な時は半刻(一時間)も続けていたそうです。
この柱は現在でも資料館の入り口の梁として使用されており、土方歳三資料館日記の2012.5.22「定兼刀身展示終了しました」という記事では、若かりし頃の歳三がその時触れていたであろう場所についての考察が書かれています。

ちなみにその頃の歳三の身長は五尺五寸(167センチ程度)だったそうです。