後から、ジワジワと、そしてガツーン(カトゥーンではありません☆)と来ました。


あれは、聞き流していけない言葉でした。



日曜日。


U-15公式戦後、応援してくれたレオネッメンバーに、お礼を言おうと近づくと、わたしにとっては初めて会う中1の選手が、いきなりこんな一言を発しました。


「農作業のオジサンみたいですね」。



確認しておきます。


「オジサン」に反応したわけではありません。


むしろ、「オッサン」と言われたいくらいです。


「農作業」に反応したのです。


この日はグラウンド作りからスタートして、泥だらけ&頭に手ぬぐいを巻いていたので、彼女は観たまんまを言ったのかもしれません。


しかし、この時は初対面の選手だったこともあり、いきなりの一言にリアクションも出来ませんでした。



日が経って、改めて、ジワジワと、そしてガツーンと来たのです。


なぜならば、ジュニアの選手にも言われたことがあるし、記憶は怪しいながらも、U-15やU-18メンバーにも似たようなニュアンスの言葉をいただいています。



ガツーンという衝撃は、コーチ(特に子どもと関わる場合)は、農作業に似ている思っているからです。


もちろん、農家の方々はそんなことは思っていないでしょうし、もっと、とてつもなく苦労も大きいとも思います。


しかし、わたしは似ている部分があると思っています。



土(土壌)によって違うし、種は個性であるし、環境によって左右されるし、どんなに完璧を求めても、そのように育つとは限らない、あるいは求めていなくても、グングン育つ可能性だってゼロではない、などなど。


ということで、コーチの作業は、農作業に通じるものがあると思っているのです。



わたしが憧れるコーチを思い浮かべると、実はとても農作業の格好が似合いそうな方たちばかり。


Fァーガソン、Hディンク、Bニテス、Gディオラ、Jセップ、エトセトラ。


日本ならば、真っ先に思い浮かぶのは、Oズワァルド、Fィンケ、Oキ氏、Kバヤシ氏、エトセトラ。


さらに、SャムスカやNシノ氏だって、スーツも似合いますが、実は麦わら帽子も手ぬぐいもピッタリ☆


あのMウリ-ニョだって、絶対に似合います。土が似合う男です。断言します。


逆説的に、わたしが「ちょっと違うのではないでしょうか?」と思うコーチ像は、やっぱり農作業のイメージが沸かない人たちのような気がします。



ということで、彼(彼女)らの発した何気ない一言(全く意図的でないと思うのですが)は、究極の褒め言葉ではないか、と☆


いつの日か、「隙のない、完璧な、農作業のオッサンですね」と言わせたい☆☆☆



追記


そうは言っても、スーツも似合う男になりたいです☆


要するに、魅力のある人は、どんな姿も素敵なのでしょうね。



文責:310

わたしは、きっとどこかで慢心していました。


勘違いならば、まだかわゆいものですが、たぶん確信犯的に、あるいは慣性の法則のように、深みや熟成させることなく、進んできました。


だから、それは驕り以外のナニモノでもありません。



『個の育成』。


このフレーズを使うときの、わたしの頭の中身の話です。



「個の育成こそが、大事だよね」とか、「個の育成にしっかり取り組もう」とか。


そこに、本当の深みや熟成するような中身は、ありません。


言葉が綺麗に宙を漂っているだけです。



いまは、こう思うようにしています。


『個の育成』というフレーズを使うとき、まず『個』としての自分自身がどうなんだ?、と。


「自身が『個』としてどうなんだ?」を、突き詰められないわたしが、『個の育成』を語れるはずがないし、突き詰められるはずがない、と。



ということで、わたしはいま、自身の『個』としての思考や行動というところに向かっています。


そう考えると、慢心など出来る余裕もありません。


相変わらず、勘違いだらけの日々ですが、そこは愛嬌ということでお許しを☆



文責:310


INAC多摩川スタッフブログ2009-2010-VS ロッソ



低気圧が真上にあった、5月17日、日曜日のリバーサイド。


U-15高円宮杯1次リーグ第1戦。



結果として勝利、勝ち点3です。



観たまま、思うままに。


ここ1週間のトレーニングと試合が一致しません。


正確に言えば、想像通りのプレーをする選手が数名。


想像以上に質の部分で出来ない選手が数名。(つまり、トレーニングと試合が一致しない選手です)


そして、想像を超えるプレーをする選手は2名☆



これが現在地だと思います。


今日の試合の緊張感や身体感覚こそ、日頃意識して取り組むものです。


もし、今日それが少しでも感じたり伝わったならば、この試合は次へ繋がるはず。



今日の試合の中で、わたし個人が思うベストプレーは、後半のセンターバック・シノタクのプレーです。


先制点後、ある程度リスクを抑えたプレーを選択することが多い中、インターセプトから前線の選手にボールを預け、スルスルと猛ダッシュ。


3人目の動きのようなプレーでパスを受けた場所は、相手DFラインの裏でした。


残念ながらキックミスで得点とはなりませんでしたが、相手選手が全くマークできないようなフリーランニングとポジションニング(つまり効果的なランニング)の好プレーでした。



さて試合後、歓喜の中でひとり、悔しい表情を崩さない選手がいました。


途中交代で入って、途中交代でベンチに戻った選手です。


わたしははっきりと理由を言いました。


その時から、彼は納得していない悔しい表情と言葉。



「だって、OOだから」。(OOは彼なりの真っ当な理由でした)



理由は分かります。


ただし、わたしは同意はしません。


わたしの意見を譲る気もありません。


グラウンドに立つならば、それは「言い訳」でしかないからです。


「言い訳」をするならば、グラウンドに入らなければいいのです。



わたしが言いたかったことは、グラウンドの中で「プレーをするか、しないか」、それだけです。


今日の試合で、彼が効果的にプレーした時間は10分ほどだったということです。


それ以外はごまかして、「プレーしている風」でしかなかったということです。


そればらば、もっとひたむきに泥臭くプレーするであろう選手がベンチにいた、それだけの話です。



補足します。


彼はわたしがINACにお世話になった初年度から関わりのある選手です。


とてもキラキラした瞳をしています。


そして、「サッカー脳」を装備する頭の良い、スキルの高い選手です。


わたしは、「おまえはこんなもんじゃないだろ?」と、いつも思っています。


納得できないことに、しっかりと反論出来る、自立した選手のひとりです。



ということで、次戦でも、彼のこと、彼のプレーを綴ります。


グラウンドに立つ時に、どんな姿勢で、どんな脳みそで、どんなプレーを表現しようとするか。


それがチームにとって、どんな効果があるか。



さて、1週間後の試合はもちろん大切ですが、今週出来るトレーニングに向かうことの方が、もっと重要です。


今週は学校によって、中間考査や修学旅行があります。


他チームも同じ境遇です。


どのチームにとっても、道は険しいということです。


だからこそ、「出来ることに真剣に向かう」ことが重要です。



幸い、今日の試合では、ケガからコンディションの上がらないキャプテンを、温存することが出来ました。


キャプテンも、次の試合で自身が出来ることを、今日の試合で感じているはずです。(ですよね?)



辛口ばかりですが、選手のみんな、Hコーチ、YMコーチ、まずは1勝、おめでとうございます。


そして、レオネッサメンバーのユリ、アヤカ、メグ、そして情熱コーチ、応援ありがとうございます。


そして、そして、ご父母のみなさま、たくさんの応援を本当にありがとうございました。



わたしが貢献出来たことは、「雨がその時間に降らなかった」ことだと思っています。


「自称・晴れ男」より☆



文責:310