最初の放鳥から3186日目
『幸せ通信 コウノトリ Now』
人が生活をしている限り
産業が必ず存在しています
地場産業とよばれるように
その地で行われる理由が
あったりするわけですよね
多くは江戸時代あたりから
明治初期に確立したのかな?
取り組む産業の理由はその地を治めたお殿様の一言で、、
その地で採れるもの、作れる風土、住んでいる人の気質、作った後の流通などがあるんじゃないでしょうか?
あなたの住んでいる街の特産物や
地場産業ってなんでしょう
自然のコウノトリ舞う
豊岡市は
『かばんのまち』です
コウノトリの餌となるドジョウやフナは湿地帯に生息します
豊岡市の中心には円山川という一級河川が海抜0mに近いところに流れ、湿地帯や沼地が多く、むかしはコウノトリと人が一緒に共生していたことがうかがい知れます
その湿地帯には
コウリヤナギが多く自生しており
この素材を使った「行李鞄」が
全国から世界へと
鞄デビューとなるのです
なくなった僕の祖母は
むかしこのヤナギゴウリを
器用に作っていました
よく、子供のころみてましたね
タンスの中の保存ケースがわりに
富山の薬売りの鞄などにも使われ
大活躍だったそうです
コウリヤナギが湿気を吸収する素材であること
縦横に編んだ形状のため通気性がいいこと
弾力性もあるため強度が必要なときにも活躍した
などが、人気の理由でしょうかね
現在でもそのブランドが継承され
世界的なデザインを受賞される
素晴らしい会社さんもあります
コウノトリとともに
世界に誇れる豊岡市の
ポテンシャルの一つですね (^^)