【WAO! 自然は天才博士】
講演で、出会ったネイチャーテクノロジー思考。完全な循環機能を持っている自然の神秘を理解しながら、少しづつ故郷と未来のことを考えてみる時間(コーナー)にしたいと思います
獲物を狙う獣たちは
生きるか死ぬかの戦いの中で
進化をとげてきたことだと思います
弱い動物は集団で生活することで
その弱さをカバーして生きています
そして夜行性の動物は
明るい昼間で行動することを恐れ
明るさによって眼球の大きさを変化させ
暗闇でも見えるように進化したり、、
コウモリのように音波で行動するように
なったり、、
永きにわたって
少しづつの変化だったことが
ある日大きな進化を
とげることになるのでしょう
夜行性の動物が活動するときにも
その獲物を狙う狩人たちが
静かに動き出します
縁起の良いとされる福の鳥
『フクロウ』は鳥の中で
一番静かに舞うそうです
理由は翼に小さなギザギザがあり
空気の抵抗で起こる風の渦を小さく抑え
大きな渦にさせない効果があるそうです
音とは物質同士がぶつかり合って起こりますが、その抵抗面を少なくすることで空気の渦が小さくなり、静かに飛ぶ羽へと進化したんでしょうね
最初のフクロウは
“バッサ、バッサ”と舞い
獲物のネズミを見つけても
いつも5m手前で毎回逃げられていた
「ちくしょう、また、逃げやがった、、」
そして考えに考えて
少し賢くなったフクロウは
最初は“バッサ、バッサ”と舞い
獲物のネズミの5m手前で翼を広げたまま急降下をしてみた
でも“ヒュー”と音がする
またもや、ネズミは逃げた
「くそ!あと、1mだったのに、、」
そんな日が続くと
どうなるのか?
神様が
「そこまで努力したのなら
少しだけ翼にギザギザを入れてやろう」
と細胞を進化させてくれるんだと思います
そして
“バッサ、バッサ”
から急降下しても
“スー”
と近づくことができ
見事獲物を捕まえることが
できるようになったのだと思います
この機能
高速走行でも静かになるように
新幹線のパンタグラフに採用されているそうです
少しの変化が
大きな進化に
つながる
大切な教えですね(^^)