花見と経済学
未来を、つなぐ!成功思考
「プチ決断で、ココロ前進」
昨日は、満開前の桜を眺めようと
花見を計画されていた方も多かったんじゃないでしょうか?
僕も地域のある会の会長をしており
急遽、メニューにおでんを追加し
用意をしました
寒かったですが、楽しく過ごすことができました
朝のテレビを観ていると
皇居の桜並木が一般公開される様子が説明されていました
雨もようのな中、朝早くから10時の開門を前に多くの方が並ばれている映像が映っており、人気の高さを物語っていました
そのテレビのゲストに
東京都知事の舛添要一氏が
出ておられ
『この方々が仮に100円を消費されると◯◯円、1000円で△△円、と億単位の経済効果が一日ででると思うとすごいと思いませんか?』とコメントをされてました
そのような見方もあるんだと教えて頂きました
もともと花見は
豊臣秀吉が仕掛けた一代イベントだとのこと、多くの大名を招き、全国から有名な商品を集め、ヒト、モノ、カネが動くようにした
それも
当時、娯楽の要素で人集めをやってみせた
豊臣秀吉の経済感覚はやはりすごい
と取り上げられていましたね
織田信長の楽市楽座(商人は無料で商いができる仕組み)もしかり、武将でありながら卓越した経済感覚の素晴らしさを説明していました
お金が動くということは
人が動くということ
人が動くためには話題性が
なければ大きな効果が見込めない
そして自らが動くように仕掛けるのが
マーケティング
マーケティングとは
人間の行動そのもの
そして経済も
人間の考えと行動によって
成り立っている
それを
両武将はよく理解をし
実現していった
ということ
では人が集まる話題性とは
なんでしょうか?
また、皇居の花見に行かれた方は
『普段入ることのできない場所に感動』
『観光地とは違う桜の美しさがあった』
とインタビューのコメントも特別感に満足された内容が多かったですね
行かれた方は
必ずといっていいほど
『皇居の乾通りの桜並木いったよ!』
と誰かれに話すんでしょうね
感動は誰かに伝えたくなるもの、、
これもマーケティング的にも
必要な要素
ここでも感動とは
どんなときにするものなのか?
その要素は、なんだろうか?
を考えるヒントがあります
感動とは
予測以上の喜びが起こったときに
感じる感情のこと
きっと皇居の中の桜並木は
想像以上に見事なシーンなんでしょうね
もうひとつは
今だけ、ここだけ、の特別感
いつもは入ることすらできない場所
もう二度と入れないかもしれない特別感
そして、年に1回数週間だけ見ることができる桜の花
このような特別な条件によって
人が自ら集まり、行動した、ということ
そして舛添氏が話をされた
自然にお金が動くこと
これが経済の原理原則なんだと
思います
もし何かのビジネスモデルを考えたとき
収益の仕組みだけを考えず
人が自然と集まる仕組み作りを
最重要課題として認識する必要が
ありますね
ほぼ満開に近い
近所の氏神さまの桜