暑さ寒さも彼岸までといわれますが
春の訪れの中、まだまだ寒さを感じます
正しくは春分の日や秋分の日あたりが
彼岸の中日と呼ばれ墓参りをする風習があります
春分の日や秋分の日は
昼と夜が同じ時間となります
太陽の動きのバランスが均等となることを昔から分かっていたんですね
彼岸(精神的な世界)は西にあり
此岸:しがん(現生)は東にあるといわれます
したがって太陽の動きが均等となる日にはご先祖様に一番近く逢えると考えお墓参りをすることが習慣となったようです
日本人はそもそも
自然界の中にやどる神様(神聖な何か)の存在を大切にしてきました
その証拠にいたるところに神社が祀られています
そしてそこには
大木があったり、大岩があったり、ほら穴があったり、滝があったり、、
それらの存在を大切にすることで
人々の生活を護っていただいていると考えたんでしょうね
自然を大切にする考えや
ご先祖様を大切にする風習は
どこの国にもあります
でもね
なかなかそれを意識しながら
日々の生活を過ごすことって
少ないんじゃないかと思うんです
自分の都合で生きているのが現状でしょうね
生かしていただき
ありがとうございます
の感謝を彼岸の中日に
思いましょう