【WAO! 自然は天才博士】
講演で、出会ったネイチャーテクノロジー思考。完全な循環機能を持っている自然の神秘を理解しながら、少しづつ故郷と未来のことを考えてみる時間(コーナー)にしたいと思います
先週は何10年ぶりといわれる
関東地方の大雪がありました
日曜日朝の東京がテレビに映っていましたが人けの少ない映像に冬の寒さを感じました
私たちのエリアでは冬場の積雪は見なれているんですが、慣れない人たちにとっては歩くのもやっとのことでしょうね
年間を通し2月は消費が少ないというのは寒さも影響しているのでしょうね
こんな時期、動物たちはどのように過ごしているのでしょうか?
ダウンジャケットやフカフカの布団に使用されている羽毛
実はこの羽毛
皮膚が変化したものだそうです
隙間なくV字にかさなる羽の成分は
タンパク質の一種ケラチンで寒い地域に住む鳥の羽ほど多くの空気をその中に保持することができるようです
えさを求めて遠くへ飛ぶことへの羽は
寒さの中、生きていくための進化もあったんですね
子供のころはトンビの羽が道ばたに落ちていると一目散に走りだし
みんなで取りやっこになったのを覚えています
その形や羽の手ざわりをみんなで触ってみたものです
宇宙にも行け、人間に近いロボットも誕生し、人の細胞を蘇らせることも可能になりそうな時代において
これだけ技術が発達しても寒さを防ぐ素材は羽毛を活用してる、、
また栄養素の成分を調べ上げ、ビタミンやミネラルはサプリでも採取できる昨今
それでも米作りは何ヶ月もかけて作られます、もちろん自然界で
そして人の作業は機械で合理化されましたが稲作の工程は大昔から大きく変わっていないんです
思うんですが、自然界の凄さとは
機能的な側面はもちろんですが
関わりのあるもの全ての間で完璧なバランスを保っているのだと感じるようになりました
機能も他との関係性も
そして形状の美しさも
全て進化の中で生まれてきたものなんですよね
これらは作られたデザインではなく
自然界でいらないものを削り続け、行き着いた究極のシンプルな答えなんだと思います
アップルの創業者 スティーブジョブズさんが求めて続けた
気が狂うほどのシンプルさこそ
世界を生き延びて行く手段
そんな答えが身近には
たくさんあるんでしょうね
自然界の智慧からそのヒントを見つけられるだけの才覚を持てるようになりたいものですね
固定観念のない子供たちには
見えている世界なのかもしれません
落ちている羽をワクワクしながら
拾える心を思い出しましょう(^^)
