

「生活習慣病」
だらしないのが、
病気の始まり。
医者より養生(いしゃよりようじょう):
病気になって医者にかかるよりも、日頃から健康管理をしっかりすることが大切であるということ。日ごろから養生に努めて病気にならないようにすべきである教え。
注:
身体に変調が表れると、病気ではないかと気にするものである。そうして気になり始めると、ちょっとした症状にもかかわらず、大病や奇病の兆しに違いないと、大騒ぎし始めるものである。働き盛りの中高年にもかかわらず、「最近、耳が遠くなって、聞き取れない」と悩んでいた知人だが、奥様から「老人のようなことを言わないで」と手厳しく突き放されていた。そのため自力で何とかしなくてはいけないと思ったようで、「耳鼻科に行って来る」と宣言し、診断してもらったところ、「耳垢の溜まり過ぎ」が原因で聞こえ辛くなっていただけだった。もしかして、日頃のお手入れを疎かにしなければ、病気への疑いは、防ぐことができたのかも。“予防”って特別に講じるものかと思ったが、“身だしなみ”をきちんとするココロから始まるのだなあ、…という、日常生活における公衆衛生の大切さ。