

「腐敗臭」
チェーン店なみの
旨さがこわい。
終わり良ければ全て良し(おわりよければすべてよし):
物事は最終の結末がもっとも大事であり、途中の過程は問題にならないということ。多少のミスがあったとしても、結果がよければ高く評価されるということ。
注:
お値打ちでお買物ができると、気分の良いものである。とはいえ、お値打ちのつもりが失敗したとなると、大いに落胆するものである。スーパーで買い物中、買い忘れがあったので、店内をくるりと回ったところ、先程まで定価だった国産牛が半額になっていた。いそいそ手に取り、お会計後にトレーを外しにかかったところ、鼻先を横切る腐敗臭。「とんでもないものを買ってしまった」と思いつつ、この場で捨てるわけにもいかないので、持ち帰りはしたものの、食べる勇気は湧いてこない。「濃い味付けならイケるかも?」と、“塩ゆで”したあと“肉じゃが”にしたところ、肉の量が多すぎる。味見がてら、ゴハンの上に肉だけ取り乗せたところ、意図せず“牛丼”ができてしまった。どうなることかと思ったが、味は旨いし、1度に2つの料理になるとは、願ってもない結末だ。今日のおつかいは大成功だな、…というマイナスがあったゆえの、高得点。