

「効果絶大」
直接よりも、
間接で。
風が吹けば桶屋が儲かる(かぜがふけばおけやがもうかる):
あることが原因となって、その影響がめぐりめぐって意外なところに及ぶことのたとえ。また、当てにならないことを期待するたとえ。
注:
特に何かあったわけではないのに、人間関係がギクシャクしていると感じることは、あるものである。とはいえ、心当たりが無いだけに、“相手”に問いただして、更に関係が悪化するのは困りもの。先週までは円満なやりとりをしていたのに、週をあけると“相手”の態度がよそよそしい。かなり気にはなるものの、機嫌が悪いだけかもしれないので、平静を装って過ごしていたところ、“相手”のお嬢さんと出くわした。ありふれた挨拶を交わす中、“相手”のスゴイと思っている点を誉めつつも、「その方のお嬢さんだから、あなたもスゴイ」といった会話を流れでしたところ、翌日には“相手”の態度が好転した。それも、わざわざやってきて、笑顔で肩に手をかけるなど、前代未聞である。計算した行為ではないものの、人間関係を改善するには、直接よりも、間接的な方法に、効果があるようだ。税金も、直接税より間接税のほうが、徴収しやすいもんね、…という、意図しない間接効果へのオドロキ。