

「忘れ物」
どこへ置いて
きたのやら。
砂上の楼閣(さじょうのろうかく):
一見すると立派に見えるが、基礎がもろくて長く維持できないもののたとえ。また、実現不可能なことのたとえ。崩れやすい砂の上に建てられた楼閣は、基礎が不安定なのですぐに崩れることから。
注:
自動販売機もコンビニも普及して、飲み物や食べ物がいつでも入手できるようになってきた。とはいえ、食べた後には、ゴミの残骸がつきものだ。行く先々で、ゴミを発生させるのは見っともないので、“マイボトル”を持ち歩いていたものの、帰宅してみると何処にもない。特別な愛着があったわけではないのだが、誰かに拾ってもらえる可能性は低かろう。どこかに放置されたままだと思うと、粗大ゴミを不法投棄したような気分である。エコロジーな生活を始めるのはカンタンだけど、維持するのはムツカシイものだなあ、…という、迷子の“マイボトル”の行方。
※マイボトル…
自分用の飲み物を入れて携帯する水筒のこと。ごみになる紙コップやペットボトルの使用を減らし、環境を守ろうという意識から利用が広がる。持参した容器でコーヒーなどを購入すると割引されるサービスもある。