

「スピリチュアル」
盲信しても、
効果なし。
捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう):
手に入るかどうかもわからない不確かなものに期待をかけて、ああだこうだと計画をねることのたとえ。まだタヌキも捕らえていないうちから、タヌキの皮を売って儲ける計算をすることから。
注:
なんとなく思っていたことが現実になったり、とんとん拍子に話が進んだりすると、運命的なものを感じてしまうものである。フリーペーパーを手にしたところ、欲しいなと思っていた商品の無料モニターを募集していた。「これは自分のために与えられるに違いない」と信じて応募したところ、ものの見事に「選外」の通知が返ってきた。あまりのタイミングの良さに運命だと確信し、すでに得たつもりで過ごした数日が阿呆のようである。冷静に考えれば、努力もせず、うまい話が転がり込むのを望むなど、厚かましいことだよね、…という、スピリチュアル“かぶれ”に気付く瞬間。