

「ご褒美」
電話には、
出るものだな。
善には善の報い、悪には悪の報い(ぜんにはぜんのむくい、あくにはあくのむくい):
よい行い、悪い行いにはそれ相応の報いが必ずあることで、たとえこの世で報いがなくても、来世で善行にはよい報いがあり、悪行には天罰が下されること。
注:
どんなに電話が鳴ろうとも、出れない事情はその時々であるものである。とはいえ、本人の受話が前提な“携帯電話”となると、出られない理由は限られるものである。風呂上がりで身支度もままならないとき、携帯電話が鳴りだした。いつもならスルーするものの、忙しいついでに見てみると、恩師からの着信だ。年明けの近況報告だろうと油断して出たところ、「メシ行こう」とのご提案。恩師の住まいは遠方なので、「いつですか?」と訊いてみると「今!」と言われて吃驚だ。今日は午後からお寺の落ち葉を掃除して、お坊様修行をこなした気分でいたけれど、早速その御利益を頂いてしまったようである。良いにしろ悪いにしろ、“報い”というのは、予想外のところからもたらされるのだなあ、…という、言われてビックリ「今でしょ!?」の奇跡。