

「福の神」
大騒ぎしたけど、
面白かったな。
貧は世界の福の神(ひんはせかいのふくのかみ):
貧乏が人を奮起させ,他日の幸福をもたらすことからすれば,貧乏は福の神であるともいえるということわざ。
注:
何かに夢中になっているうち、子供は迷子になるものである。何かに意識を集中していると、大人も迷子になってしまうようである。大晦日になり、朝から大掃除をしていたところ、ノックの音がする。宅配か?と玄関を出てみると、足の悪いご近所さんが扉にすがっていた。遊びに来ている親族と買物に行ったものの、途中で逸(はぐ)れてしまったらしい。その上、家のカギを預けたために、帰宅したけど入れない。あまりに不憫だったので、帰路の道を探したり、スーパーに呼び出しを頼んでみたが、一向に見つからない。そのとき「会社にいる主人が合鍵を持っている」というので、代理で受け取りに向かった途中、迷子の本人と出くわした。双方の言い分を比べてみると、お互いが勘違いをし、それぞれ逆の方向へ進んでしまったようである。とはいえ、事故にも傷害にも遭わず何よりだな、お返しにおせちのお裾分けも頂いちゃったしね、…という時間に余裕のあるビンボー・ライフの豊かな年の瀬。