

「検便」
それなりの、
理由がある。
因果応報(いんがおうほう):
過去や前世での考えや行いに応じて、必ずそれ相応の報いがあるということ。本来は、よい行いをしてきた者にはよい報いが、悪い行いをしてきた者には悪い報いがあるという意味だったが、現在では多く悪い行いをすれば悪い報いを受けるという意味で使われている。
注:
どんなに躾(しつけ)をしたにしろ、その通りの振る舞いをしないことは、よくあるものである。ましてや、理屈の通じない動物となれば、なおさらだ。雨の中、空腹に耐えかねたのか、野良ネコが食事のおねだりにやってきた。カリカリを与えて暫く後、お買物のために家を出たところ、どこから見ていたのか野良ネコが後を追う。かわいそうだが振り切って、お買物から帰ってくると、玄関先に“お土産”を残していた。亡きペットも、自分の思い通りにならないときに、わざと粗相(そそう)をするようだとは思っていたが、まさに図星のようである。追加のカリカリを与えてから、買物に行けば良かったか?困ったことの原因は、やはり自分自身にあるのかな、…という、動物に学ぶ因果応報。