

「思し召し」
秋には秋で
対抗だ。
一飯之報(いっぱんのむくい):
わずかの恩にも報いること。ほんのわずかな恩恵に対しても感謝と礼を忘れないこと。
注:
頂き物をしたときは、何かお返しをしたくなるものである。そして、できることなら、気の効いたお返しをしたいものである。デパートに赴くと、“コスモス画”の展覧会を開催していたので覗いてみたところ、来年度のカレンダーを頂いた。思いがけない進呈、センスも良い、今年初めて頂いた翌年カレンダー、と三拍子そろった嬉しさだ。そのとき、「今、誰かにこれをあげたら、同じように喜んでもらえるかも?」と考えた。そういえば、実りの秋のおかえしに何かないか?とデパートに来たのである。このギフトは、自分にではなく、そのひとに贈るべきなんだな、…という、天からの思し召し。