

「ギョーザの皮」
あっ!
忘れた!
病膏肓に入る(やまいこうこうにいる):
病気がひどくなり、治る見込みがないこと。物事に熱中して抜け出せなくなるたとえ。「膏」も「肓」もからだの奥深いところで、ここに病気が入ると治療しにくいところ。中国、晋の景公が病気になったとき、病魔が二人の子供になり膏と肓に逃げこんだので、名医も治療できなかったという故事より。
注:
慣れない品物は、その存在をウッカリ忘れてしまうものである。お肉の特売日だったので、スライスやミンチを買い込んだところ、売場の隅でギョーザの皮が半額になっていた。いつもは少ない材料で作れるロールキャベツにするのだが、「ギョーザも良いね」とお買い上げ。いそいそ帰宅し、食材を収納。ぼやぼや過ごして、この時間になってから、ギョーザの皮を収納していないことに気が付いた。どう振り返っても、スーパーのカゴに置いてきたに違いない。今まで経験のないボケだけに、天然ボケとは思えない。せめて誰かが「ラッキー♪」と持ち帰ってくれたかな?…という、天然ボケを超えた、若年性痴呆の危機。