

「ネコエサ」
おお、
ウワサは本当だったか。
猫に木天蓼(ねこにまたたび):
非常に好きなもののたとえ。また、それを与えれば効果が著しいことのたとえ。
注:
何につけ“好み”はひとそれぞれ。特に“食べ物”となると、先天的と思える“好み”もあれば、後天的な環境や経験・育ちによる“好み”もあるものだ。とはいえ、猛暑が続くと体力も落ち、食欲も激減すると、食どころではないのは、ひとだけではなさそうだ。近所の老犬が猛暑にやられ、朝のお散歩も行かなくなり、食事も半分の量まで落ちてしまった。ところが、夕方のお散歩のとき、野良ネコのために出していた「カリカリ」をモーレツな勢いで盗み食いし始めた。「犬にとっては、ネコのエサは、美味しいグルメな食事である」とまことしやかにウワサされているが、まさに事実のようである。高齢で夏バテしても、好物さえあれば乗り切れるかもな、…という、老犬に学ぶ、動物的本能の重要性。