

「如雨露(じょうろ)」
1つはいいが、
2つはムリだ。
綢繆未雨(ちゅうびゅうみう):
前もって備えをして、災いを防ぐこと。鳥は雨が降る前に、巣の隙間をふさぐことから。「綢繆」はまとい包むこと。「未雨」は雨が降らないうちにの意。
注:
昔に比べ、たいていのものは品質が良くなっているとはいえ、毎日使うものは、気が付かないうちに、劣化しているものである。植木に水をやろうと如雨露(じょうろ)に水を汲んだところ、ボトボトこぼれてくる。傾け過ぎたか?と思ったが、なんと側面に穴があいていた。持ち方を変えると、穴をふさぐことができたので、そうして使っていたところ、なんと反対面にも穴があいてしまった。修理するには大きすぎるし、指でふさぐには多すぎる。「穴があいた」と気付いたときに、さっさと対処するべきだった、困ったなあ、…という、当面のゆゆしき事態。