

「好み」
鳩は、
洋食?
蓼虫忘辛(りょうちゅうぼうしん):
人の好みはさまざまで、好きになればどんなことも気にならなくなるというたとえ。好きなことであれば辛いことも気にならなくなること。苦味がある蓼の葉を食べ生きる蓼虫は、蓼の葉の苦味を気にしないことから。
注:
自然に暮らす動物には、人間の食べ物を与えないよう“注意書き”されているものである。遺伝子組み換えや、添加物など、知らないうちに混入しているので、なおさらだ。それでも動物のかわいさに、何かあげたくなる気持ちも、わからなくもない。たとえそれが、“害鳥(がいちょう)”とされる鳩やカラスであってもだ。おにぎりを持って公園に行ったところ、鳩が何羽か歩いている。「もしかしたら、食べるかな?」とゴハンを分け与えたものの、お口に合わないようである。それもそのはず、ずっと向こうでパンを与えるオバサマの姿。鳩は、和食より洋食がお好みのようである。もしかして、お米なら良かったのかな?それじゃ雀か?…という、慮る鳩の気持ち。