

「カギ」
あっ、
こんなところに…。
寝ていて転んだ例なし(ねていてころんだためしなし):
なにもしなければ、失敗することはない、というたとえ。何もしない方が良いこともあるということ。
注:
梅雨だからといって、雨を避けて自宅に居るのも優雅だが、敢えて外出するのも良い気分転換になるものである。というわけで、フワフワ気分で外出し、ホドホドのところで帰路に就く。自宅が見えてきたので、カギの用意をしようとしたところ、どうしたわけか見つからない。歩きながらカバンの底からかき回しているうちに、玄関先に到着。軒下(のきした)でゆっくり探すか…と思ったとき目に入ったのは、扉のカギ穴から垂れ下がる、見慣れたキーホルダー。これでは、カギをかけた意味がまるで無い。カギを掛けない方がよかったか、いやいや、出掛けなければよかったか、…という、我が行動の不甲斐なさ。