

「焦げくさい」
さっきまで
良い匂いだったのに…。
薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり):
器量のよくない女性であっても、年頃になるとそれなりの魅力や色気が出るものだというたとえ。トゲが多く、あまり見栄えのしないアザミでも、花が咲く美しい時期があることから。
注:
野菜や肉が豊富にあると、料理をしてみようかという気になるものである。梅雨に入ったのか、やや涼しいこともあり、弱火で煮込むことに。暫くして、美味しそうな香りがしてきて満足していたところ、にわかに焦げくさい。大慌てでフタを開けたところ、見事なお焦げの上に、わずかな可食部が残っていた。「良い匂い」と思った時に、美味しく頂くべきだった、食べ頃というのは短いものなんだなあ、…という後片付けへのウンザリ。